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現役高校生・大学生が「ねじ」製作の"ウラガワ"を徹底調査!Part.04「ねじ」製作ってこんな世界なんだ!

こんにちは!Potential の取材担当のまりこです!
公開している「金剛鋲螺株式会社」様へのインタビュー取材を踏まえて、Potentialのメンバーで事後ディスカッションを行いました。

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「金剛鋲螺株式会社」様へ現地取材した際の記事です。是非ご覧ください。

企業情報

本社[HP参照]

金剛鋲螺(こんごうびょうら)株式会社様は高い品質と豊富な品揃えを誇り、数多くのねじ製品を作っている会社です。
六角ボルトを中心に、座金組み込み六角ボルトや特殊冷間圧迫部品、切削加工部品も取り扱っています。「以和為貴」(和を以って貴しとなす)を社是に置き、Instagramやnoteなどのツールを使った発信にも力を入れています。

本社
〒577-0016
大阪府東大阪市長田西3丁目5番1号
営業部 TEL (06)6744-3255
総務部 TEL (06)6744-3257
FAX (06)6744-2188

奈良工場
〒637-0011
奈良県五條市出屋敷町186-53
TEL 0747-32-8814
FAX 0747-32-8618

創業 1964年5月1日
設立 1956年10月29日

従業員数
106名(2023年1月現在)

詳しくはこちら⬇️
金剛鋲螺株式会社様HP

事前ディスカッションで出た質問と結果

新しいものを取り入れ、活用しようとする精神はどこからくるのか
→ 少しずつでもいいので、変化していくという精神から。取り入れた初めは小さく、効果がでたら広げていく。

社員さんのモチベーションの保ち方や秘訣とは
ねじ製作に関わるモノやヒトの"ウラガワ"

→ 自分の生活の中に自分達が作ったものが役に立っているということに気づけるとモチベーションが上がる。

違う部署とのコミュニケーションで工夫していることとは
→ 普段から、困っていることがないか聞きにいっている。懇親会や社内報でのインタビューなどでコミュニケーションをよく取るようにしている。

新入社員が入ってきた時に工夫していることとは
→ 最初はどこかの担当に割り振られて、会社で一定の期間内で取得してほしい資格を示している。

ねじの世界に飛び込んだことで好きになれたことは
→Instagramを仕事のやりがいに

チームづくりで必要なこととは・・・?
→ コミュニケーションをとり、モチベーションを上げる効果がでたら広げていく。

「Instagramを仕事のやりがいに」と
「コミュニケーションをとり、モチベーションを上げる」は下の記事をご覧ください!↓

商品はお客さんにとってどういう存在であると嬉しいと感じるのか
→作る側にとっての「ねじ」とは

「作る側にとっての「ねじ」とは」は下の記事をご覧ください!↓

事後ディスカッション

[事後ディスカッションの様子]

取材で起きた出来事や印象を取材を行ったまりこが話した後、メンバー間で事後ディスカッションを行いました!
今回の事後ディスカッションに参加したのは、るな、はづき、あいか、ひなの、まりこの5人のメンバーです。

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はづき:新しいものを取り入れにくい雰囲気というイメージが強かったが、新たな価値観を持っている人が入ることで、会社も新たな価値観を取り入れられ、雰囲気が変わると思った。

るな:確かに、一人で組織が変わるんだと思ったよ。

はづき:そうなんです。めっちゃすごいなと思いました。

ひなの:私も葉月ちゃんと同じで、ネジっていう裏方のものを作っている会社で、SNSとかSlackを積極的に活用していることがいい意味でギャップがあって面白いと思いました。

また、企業説明会では発信しきれない裏の話や小話をnoteで発信しているのが、私たちのコンセプトである「ウラカタの晴れ舞台」と相性がいいと感じた。

自分たちが作っているネジが使われているのをみたらモチベーションが上がるとおっしゃっていたので、私たちも自分達が作っているアクセサリーを身につけている人を見かけたり、noteのいいねの数が多かったりと目に見える成果が出たらモチベーションが上がるのではと思った。

あいか:私も2人と全く同じことを考えてました。

るな:辻本さんは違う組織のやり方をそのまま実現しようとは思っていなくて、ここの場所に適合するにはどうすればいいんだろうって考えているんだね。

小さく始めることやお金の負担がかからないものから始めるという視点はすごく大事だなと思った。

ITの企業ってプロジェクトマネージャーがいて、その人に合わせて動くというシステムだから、色々経験してきた分やっぱりすごいことを起こすんだなと思った。

金剛鋲螺株式会社さんの困りごと(今後の課題)は、製造業で共通するものだと思う。
私たちも今回金剛鋲螺株式会社さんの発信をすることで、日本の企業のロールモデルとしてそのノウハウを確立できれば、もっと発展させられることがあるんじゃないかと思った。日本の産業の眠っているものも今回記事にすることで、発信の意義を感じられる機会になった。

今後の課題について書いてある記事です!↓

まりこ:最初は辻本さんが主導でやっていたとしても、活動していくうちにより精力的に活動するようになり、Instagram やnoteでの発信で若者がはいるようになることで輪が広がっているのが面白いと思った。

「裏方」って聞くとすごく地味に感じるけど新しいものを取り入れて広めようとする重要性は、裏方関係なく変わらないのかなと思った。

るな:こういう取材活動をしていたら組織の側面が見えると思う。組織の一人の動き方で変わるし、会社によって伝える内容が変わる。

あいか:新しいことにチャレンジしながら進んでいくことはPotentialでも活かせるんじゃないかと思いました。
会社内で話し合いなどを行ったからこそ、新しい意見が出てきたりしているように感じられた。そういうところを盗んでいきたいと思った。

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取材を終えて

読んでいただきありがとうございました!
夏頃に始まった金剛鋲螺株式会社様への取材活動。
社会人の方に取材する機会は初めてだったので、メンバー内だけの事前ミーティングの時点でさえ緊張で頭が上手く回っていませんでした。笑
取材日は照りつく日差しと蒸し暑さを感じる夏日で、工場内はむわっとした生暖かい空気で充満していました。クーラーでキンキンに冷やされている部屋に入った時は心の底から喜びが込み上げました。
取材時間は2時間半程かかり、辻本様には様々な質問をさせていただきました!
私の拙い質問にも真摯に回答していただき、時には映像や写真、実物を見せていただけたことで製造業に関する知識がない私でも理解することが出来ました。
個人的には不合格となったねじの実物を見た時、光の反射でしか分からないキズに驚きました!
取材をした内容が書かれているPart2.、3は何度も修正しながら完成していき、作品のようなものになりました。
事後インタビューの記事ができるまでとても時間がかかってしまい、辻本様や読んでくださっている皆様には申し訳ないことをしてしまいましたが、時間をかけた分いい記事が書けたとポジティブに考えようと思います。
では、次の記事を楽しみにしていてくださいねー!

執筆者:丸山璃子

執筆者:丸山璃子
立命館守山高等学校現役3年生。
滋賀県甲賀市出身。
音楽やアニメが好きで、新しいことにチャレンジすることも好き!
現在はPotentialで取材担当。学校でラジオのMCの一人として活動をしている。学外では、地元の忍者を使ったZ世代向けの商品を開発中!

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