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「ビジネススキル」を8つの段階で書いてみた

どんな人と一緒に働きたいかって、とにかく「課題解決」のスピードが速く、精度が高い方と是非働きたいと思っています。

ここ最近採用支援先の企業の社長様や自社で働いている社員ともよく話すことがあるのですが、

◆どんな方が市場価値が高くて、どんな能力を持った方が年収が高いのか

ということを話をすることがあります。

業界や職種によって業務スキルのレベルが上がれば上がるほど、昇格をして年収が上がるのはもちろんごもっともだと思うのですが、ビジネスマンとしてどんな能力を身に付けていればいいのか、また会社の社長や役員、部長が何を求めているのか、ということを文言化してみたので自分のメモを残すと同時にアウトプットしておきたいと思っています。

1. 業務をこなせるレベル

ある程度指示を受ければ、業務を8割方は問題なくこなすことができるレベル感の方。ルーティンで業務をしており、目の前にある課題を課題だと感じることがやや難しいレベル。

2. 課題に「気づく」ことができるレベル

業務にも慣れてきて、業務を行う上で何が課題なのか、何がネックになって業務が進みづらくなっているのかを「気づく」ことができるレベル感。ただ気づいたことを周囲にアウトプットすることはない。

3. 気づきを「アウトプット」することができるレベル

業務で感じた気づき、課題点を周囲にアウトプットして改善を促したり、自ら動いて改善をしようとする。改善の効果もやや見られ組織にも気づきをもたらすことができるレベル。

4. アウトプットしたことを「文言化」することができるレベル

アウトプットするだけだと、周囲の方に正確に伝わらないことが多く、課題に思っていることや、その施策を文言化し周囲に共有することができる。文言化したことによって若い社員の方々にも正確に伝わることでチーム全体がその課題点を認識することができる、それを共有することができるレベル。

5. 課題点を文言化し、「ノウハウ」とすることができるレベル

課題を抽出し周りに伝達し文言化したことにより組織の中では課題感の共通認識を取ることができます。ただ、認識をしたけれども、その内容を組織全体が改善を具体的にできるようなアクションプランまで落とすことができる方はさらに価値が高いです。営業マニュアルと言うと少し硬いものになってしまうんですが周囲に共有したことをノウハウとして周りのメンバーに共有することができるレベル。

6. ノウハウを「仕組み」にすることができるレベル

ノウハウを文言化し周囲に共有、ここまでは素晴らしいアクションです。ただノウハウとしたものが通過してしまうともったいないです。風化してしまわないようにそのノウハウが使われやすいような仕組みを整え、徹底することができるレベル。

7. 仕組みとなったノウハウを「ブラッシュアップ」することができるレベル

ノウハウを仕組み化して、数年間もそのまま放置してしまうことは多いかと思います。ただトレンドが変わりやすい昨今の世の中において、数ヶ月前のノウハウはノウハウではなくなってしまうケースが多いです。そのノウハウをブラッシュアップし続けて、常に最新のノウハウとして整えることができるレベル。

8. ノウハウを他社(他者)に販売することができるレベル

ブラッシュアップされたノウハウはすごく貴重なものになります。おそらく数千万円、数億円の価値があるノウハウも多いかと思います。それをパッケージ化して販売することができるレベル。事業部長クラスですね。


こんな感じかな、と。

これを見た時に自分がどのくらいできているのか?を感じていただくと良いかな、と。
現在の役職、頂いている年収によってできる範囲は異なるかと思いますし、

年収600万円以上頂いているのに、(1),(2)くらいまでしか日々できていない方は、転職先で年収は落ちるでしょうし、
逆に年収300〜400万円の方が(5)くらいまでできるのであれば、おそらく近い将来年収600万円以上すぐにいくかと思います。

木曜日の朝から若干ヘビーな話でしたが、備忘録として。

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今後も採用/人事系のアプトプットを続けていきます。
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