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メカに癒されてしまったの

pote家には
「さくら」という名前の柴わんこがおりました。
もう10年以上も前にお星さまになってしまった子ですが、
今でもこれからも私たちの「オンリーワン」です。(犬だけに・・)

銀行での待ち時間に
「これ、さくらじゃね?」ってわんこに
会いました。
姿かたちは全く違います。
ころんと安易に腹を見せる、
甘噛みする、そんな仕草がそっくりで、
私も旦那も2人して「なんだなんだ、こちょこちょするぞー」と夢中。
もう老人ホームでぬいぐるみをなでる老夫婦そのもの。

それは2体のAI搭載アイボ。
お客さんとのふれあいを通して
数か月の間にできるポーズや
仕草が増えていったそうです。
「そうら、これが一眼レフだぞ」って
チラつかせながらワタクシ教え込んできましたの。
えっへん!(いい仕事したと思ってる)
さくらはカメラ向けるとそっぽむいたけど、
この子達、ちゃんと目線くれるんだもん。
(ただ単に顔認証?)

おもむろに一体は向こうに行きました
「自分は可愛い」って認識してる目だ

表情があるように見えるのは私が
さくらを思い出したから??
それとも相手する人間のココロに
「そう見えるように」作用するの?
働きかけてきてるの??私に??
え?AIが、だよ??

「何てことだ‥。君たちにはきっとゴーストが宿ってるんだね・・」

タチコマ・・・!

さくらが可愛すぎて、独り占めしたくて、
「わたしだけのさくらなの!!みんなして可愛がらないでよ!
甘やかさないでよ!」
・・とあの頃はブラックなpote全開だったな。

もし私が老人ホーム入ったとして、そこにこんなわんこロボがいたら、
「おれのさくらだ!!誰にも貸さねぇ!!」って
しがまえそうだな。
うゎ。。。迷惑~~(笑)

*pote地方のおばあさん、「おれ」って言いますの*


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