今週も「カルテット」を褒めたい。

1995年、私は中学3年生だった。

その年、発売されて街中でかかっていたのは、ドリカムの「サンキュ」。

♪なにも聞かずに付き合ってくれて、サンキュ 季節外れの花火水はったバケツもって  

歌詞は、合唱の曲みたく覚えているのに、当時、全然意味がわからなかった。これはいったいどうゆう状況で登場人物何人?男女じゃないの?ラブソングじゃないの?失恋ソングなの?全然わからない。

恋や愛の、基本のキも知らないティーンだったので、当然だと思う。

失恋ってこうゆう物なんだな、友達って本当に大事だな。私には、私の為に一緒に泣いてくる人が居るんだ、と。この曲を本当の意味で理解するのは、私が20歳を過ぎたころ、大好きな人と別れたとき、友達の狭い1DKに3人で集まって、慰めてもらった時になる。


本でも映画でも歌でも、人生を経験しなければ、ワカラナイ物がある。

火曜ドラマ「カルテット」がまさに、ソレだ。観る人の人生を、経験を、フィルターとして観るようなエピソードが散りばめられている。前クールの「逃げ恥」が、万人がハッとする突拍子もない設定と、誰でも理解できるアプローチで恋愛や結婚について一石を投じたエンターテイメントだとすると、まるで逆。ワカる人にはめちゃくちゃワカるけど、全部をワカる人は、ちょっと少ない。高校生とかじゃ、全然わからんだろうなあ、コレ…。と思ってみている。

私に至っては、このドラマを隅々まで理解するために、今まで泣いてきたんじゃないだろうか…!!ってゆうくらい一言一言に全力で反応している。

ドラマ本編でのけぞり続けるにもかかわらず、キャスト4人が歌うエンディング曲がすごい。さすが椎名林檎さまの詞。

好きとか嫌いとか欲しいとか 
口走ったらどうなるでしょう
ああ白黒つけるのは恐ろしい
切実に生きればこそ
人生は長い、世界は広い
自由を手にした僕らはグレー

この曲をまるっと理解できるような経験が脳裏に浮かぶ。誰にも言っていない話だ。ああ、みぞみぞする…と思って聴き続けると、この曲は「大人は秘密を守る」で終わる。鳥肌がたつような完璧さ。この曲がワカる大人になってて、少し嬉しい。今「全然わかんなーい」と思っている中高生も、経てから再び観て聴いてもらいたい。


どんな経験も、人間味と心を豊かにするものだ、と証明してくれるような作品に出会えて、嬉しいなあ。


※高橋一生も松田龍平も、手がキレイ。手がキレイな男は、いいよね♡

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コメント6件

そうですか、オールオアナッシング。じゃあ私はオールで。なにしろおばちゃんなもので。みぞみぞ。ちなみに私は1995年というと就職したばかりでペーペーでござったですよ。手のキレイな男の人はいいですね。楽器が素敵に映えてます。
かねきょさん☆パーフェクトみぞみぞ!経験が理解を深めるドラマ、最高ですよね!
ばーむろーるさん、カルテット、相変わらず見てないですが「サンキュ」の歌詞の意味、本当に今だからわかりますよね!私も当時中学生でしたが、この曲大好きで、でも大好きなのってメロディありきで、歌詞は今よくよく味わってみると、ウゥッとなってしまいます。カルテットはそういう想いがいっぱい詰まったドラマなんですね。出遅れました…手のきれいな男性、私もとても好きです!!
つぶまるさん☆幼い頃はメロディーが好きなのが好きな曲でしたよね!今はもう…代弁者?代弁者なの?みたいな、歌詞の世界に共感して「好きな曲」です。カルテットあの手この手で観れたら是非!手のキレイな男が2人も出てくるんですよ?!?!
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