自分を大事にすることと、優しい人。

順調な妊婦生活を送っている。

毎回の検診でも「とっても順調!」とお医者さんに言われるし、いろんな人に「体調だいじょうぶ?」と聞かれれば、「ぜんぜん大丈夫!」と答える。

大きなお腹を抱え、よく笑い、よく食べ、よく寝ている。順調だし、大丈夫。元気、元気。

と、自分でもそう思っていたのだけれど・・・。


***


数日前から産休に入った。

元気だし、お医者さんにも順調って言われてるし、正直、お腹まわり以外の見た目にもさほど変化はないので、まだ、臨月ギリギリまで働けるのかもしれない…という考えもあった。

ある日、そんな考えを夫に話すと、答えは

「無理するから、ぜったいダメ!」だった。

穏やかな夫にしては、めずらしく厳しい口調だった。

(無理しないけどなあ?そうかなあ?)とは思いつつ、自分だけの問題でもないし、仕事から帰宅後の疲労も重たくなってきていたので、今は自分の体調を過信せず、ちょっと甘やかすくらいのほうがいいのかも、というところに、自分の考えも落ち着いた。

そうして迎えた、産休前最終勤務の日、帰宅途中に夫からメッセージが届いた。


「妊娠しているのに、勤務してくれてありがとう。お疲れ様だよ。」


それをみて、私は泣いてしまった。

誰かに「ありがとう」って言われたくて働いてるわけではない、自分のために働いているんじゃ、、、と少し前のわたしなら思いかねなかったけれど、今のわたしは、素直に夫の優しさに涙がこぼれた。

そして、涙がこぼれてはじめて、

ああ、わたし、しんどかったんだな…。と思えた。自分でも知らないうちに無理してたんだな、と。

「元気~!ぜんぜん健康だよ~!」と妊娠中の体調面について答えるとき、その本当の意味は、、、

身体が重たい、体力が無い、動悸息切れすごい、腰が痛い、恥骨が痛い、階段が辛い、下半身のむくみが辛い、胃が苦しい、胸が苦しい、頻尿、夜も眠りが浅い、集中力がない、、、など、たくさんのマイナートラブル(妊娠中はどうしようもないいろんな身体のトラブル)が、デフォルトである、、

あるけど、まあそれはどうしようもない事であって、当然の辛みで、それ以外のイレギュラーな不調は無いから、元気で健康だよ、という意味である。

一緒に生活する夫は、これらのマイナートラブルで日常生活を呻きながら送るわたしの姿をよく見ていたのでしょう。そして、それらを「しょうがない」と、我慢して無理をするわたしの性格をも、わたし以上に理解していたのでしょうね。


真に理解され、核に触れる優しさには、涙がこぼれる。


さらに、この日夫は、いつもより早く仕事を切り上げ、お花とケーキを買って帰宅した。花束を抱える夫をみて、わたしはまた涙がぽろぽろとこぼれてしまった。

優しい優しい、とは思っていたけれど、ここまで優しい人であったか…!優しい理解者が夫で、本当によかった…。これが、幸せというやつだ。


この先の育児は、きっともっと大変な事が待っていて、自分の体調どころじゃない状態になるのだろうけれど、この優しい人の優しさを子供に教えてあげるのを心待ちにしている。

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コメント14件

あややーーー!もうステキッ✨旦那さんほんとにいい!!私も泣きそうでした。 ここからは無理せず、ゆるりで。旦那さんにも世間にも甘えてくださいね✨
Chizooさん☆ありがとうございますっ!!ゆるゆるしすぎで、肥えてきました…笑
素敵です。読んでいてうるうるしてしまいました。ご出産、おめでとうございます。
Growingさん☆コメントありがとうございます☺️
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