「変わってる」ってなんだろうね。

『美女と野獣』を観た。

公開前に、結局美女に優しいって話だよね?とか、コレって典型的なストックホルム症候群じゃんね?とか、ゲイのキャラクターが問題になってるけど、そもそも野獣に恋のほうが問題じゃない?とか、うだうだ言ってたのだが、実際に観てみると、私の鎖骨は涙の湖になった。

子供の頃、大好きだったアニメ版を観たときの気持ちがみるみると蘇る、美しくてシンプルな愛の話だ。うだうだ言ってた頃の自分、バカ!

昨今、アニメの実写化が激しく実現しているが、今回に関しては、非の打ちどころが無い!!アニメ版を完全に実写コピーしつつ、さらに、上品に!とても上品にオリジナルで補足している!!実写化にともなってオリジナルシーンを加えると、ほとんどが蛇足扱いを受けるのだが、品が良すぎて、完璧である。全シーンが、必須シーンだ。

さらに、うだうだ言っていた頃にはすっかり忘れていた重要トピックを、冒頭シーンで思い出した。


ベルは美人だけど村中から変人扱いされているという事実。


冒頭のミュージカルシーンで執拗に歌われる。彼女は変わってる♪美人だけど変わってる♪と。


ちょっと話は逸れるが、映画を観る前日、ちょうど私も、ふたりの友人から「変わってる」という言葉を浴びていた。

「変わってる」

しゃべりたがらない私から無理矢理”恋バナ”を聞き出しておいて「変わってる」とは何事か。「仕事はデキるのに変わってる」「恋愛以外はまともな判断するのに、変わってる」うるせーよ。

変わってない人なんて、いなくない?と、私は思っているのだが、「理解できない」=「怖い」=「変わってる」という反応になるそうだ。なんだそれ。

人間に、人間関係に、テンプレートなんて無いはずなのに、なぜかそれっぽいもの(世間に蔓延するマジョリティー)から少しでもズレてると、「変わってる」と言われてしまう。こんなに「変わってる」と言われた夜ははじめてだ。


そんなモヤモヤした気持ちを引きずったまま『美女と野獣』を観賞した結果、ベルの気持ちと妙にシンクロした。やだ、結果的によかったじゃん。(ポジティブ)

村で唯一本が好きで、空想が好き、みんながカッコイイと憧れる男性からの求婚を断ったベルは、「変わってる」。

ただ自分の価値観に正直で、素直なだけじゃないか!(私だって!)

しかし、前日に「理解できない」=「怖い」=「変わってる」のロジックを聞いておいてよかった。変わっている扱いを受けるベルは、要するに村中からどこか怖れられていた、ということだ。つまり、野獣もベルも「怖い」対象で、人間や世間は、自分たちを守るために、怖くてよくわからないモノを排除しようとするのだなぁ、ということがよくわかった。

「変わってる」と言ってくる人は、怖がってる弱い人だ。前夜も「怖がらないで!」と言ってあげればよかった。


私情が多めの観賞レビューとなったが、エマ・ワトソンのベルは本当に可愛いし、野獣もなんなら野獣のまんまで可愛い。ガストンは本当に大嫌いになる。その他お馴染みの屋敷のメンツもユアン・マクレガーが盛大に歌っていたり、イアン・マッケランがいじけていたり、映画好きにはたまらないシーンが盛りだくさんで、おすすめだ。

そして、この歌ね!!↓色あせない名曲だね!!この曲で鎖骨が湖だよ!!

歌のチカラがすごくって、誰が歌っても涙が出てくるんだけど、アリアナ・グランデと、ジョン・レジェンドのデュエットはパーーーーフェクト!!!ありがとう!!!

もう、ララランドから続いてるから、ジョン・レジェンドのファンになりそう…!!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートしていただいたお金は、息子のオムツ代にさせていただきます!!!オムツってすごい減るんですね!!!

♡ LOVE ♡
56

asami.m

映画レビュー

観た映画の感想。

コメント2件

自分にとって大切なものが分かっているってことですよ♡
「変わっている」に乾杯!

この映画楽しみにしているんです♪
足袋猫さん☆変わってない人なんていない!ですよね~!細部まで美しくて感動しました!ぜひご覧になってください~!!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。