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【答え合わせ編】Celes推し活のオーダー方法を伝授します

(以下自演)

ネット香水専門店「Celes」が展開する"推し活"サービス、「Celes推し活」をご存知でしょうか?

「推し」について記入すると、日本フレグランス協会の資格を持ったプロのスタイリストが、800種類以上の香水の中から推しのイメージに合った香水を選んでくれるサービスです。
15回プッシュ・50回プッシュと、お試ししやすいサイズのためオーダーしやすいのもポイント。

しかも15回プッシュなら1000円弱、50回プッシュでも2000円弱と、10連ガチャ1回分以下の価格! 手を出しやすいですよね。

あなたも、「Celes推し活」を通じて推しへの解像度をさらに高めてみませんか?

(以上自演)


はじめに

お世話になっております。ネット香水専門店CelesでSNS運用を担当している立井といいます。
この挨拶もついに3回目ですか。感慨深いですね。

前々回の記事「【理論編】Celes推し活のオーダー方法を伝授します」に引き続き、前回の記事「【実践編】Celes推し活のオーダー方法を伝授します」にもたくさんの反響をいただきありがとうございます!
「推し活オーダーができない悩める人々を導くんや」という高尚な目的を持って始めたnoteですが、ビュー数とかSNSでの反応とかを観測して以来、企業アカウントの人気を自分の人気と勘違いして調子に乗ってしまうSNS担当者の姿を夢に見るようになりました。

「それはお前の人気やない、需要と供給や」

はっ! い、いま、消えていった企業アカの中の人たちの幻影が……!


さて本題です。

前回の記事では【実践編】と銘打って、実際に私の推しに関して「Celes推し活」のオーダー文章を書いてみました。
"香り"という三(四)次元で推しを知覚する「Celes推し活」をもっとたくさんの方に楽しんでいただくべく、またスタイリストとの解釈不一致を防ぐべく、「実際どう書けばいいの?」を指南させていただいた次第です。

ここに全文載せるのはかなりためらわれますので、気になる方は前回の記事をご覧ください。
あからさまなビュー稼ぎですが、まあ共感性羞恥が働いてロクに読めない方もいらっしゃったと思うので(、と先んじて書いておくことで自分の心のダメージを減らしています)。


今回の記事では、前回予告した通り、Celesの中の人・立井が書いたオーダー文章をもとに、実際にフレグランススタイリストに香水をセレクトしていただきました! しかも2人に!! 著しい職権濫用です。訴えられなければ無罪。
また、セレクトする際にスタイリストが何を考え、どのように香水を選んでいるのかについてもご紹介します。
「自分の文章はどう読まれているんだろう?」「どの要素を拾われたんだろう?」と気になる方はぜひご覧ください。
ちなみに今回もめちゃくちゃ長いです。8500字越え。これくらいスパっと書けたら卒論も苦労しなかったんだけどな。

再掲となりますが、これはCeles公式のnoteではありません。あくまでスタッフ(立井)のnoteとなり、Celes公式の見解を代弁するものではありませんのでご注意ください。


選んでもらいました

1人目:ももほさん

最初に犠牲になったのはももほさん。
セレクトいただいた香水をご紹介する前に、ももほさんの簡単なプロフィールをご紹介しておきます。

Celes所属のフレグランススタイリスト。主にCelesセレクト、Celes推し活等の業務に従事。
好きなブランドはジョーマローンをはじめ、幅広いブランド。前職が接客業のため、顧客感情を読み取ることを大切にしている。

余談ながら、オフィスではももほさんと席が近いため、よくお話をしてくださいます。私の趣味に理解を示してくださる貴重な方です。いい人。
そんないい人を、私は、利用してしまったのか……?

立井作・オーダー文章

ももほさんにはマジでこの文章しかお見せしていません。終始「誰?」「えっどんな子なの?」「名前を書いてほしい」と仰っていました(ごめんなさい)。
そんなももほさんがセレクトしてくださった香水がこちら。


Jo Malone – Velvet Rose & Oud
(ジョーマローン – ヴェルベット ローズ & ウード)

薔薇の女王と呼ばれ、クレオパトラも愛したほどグラマラスな香り立ちを誇るダマスクローズ。身を焦がすような甘いプラリネと見事な調和を魅せるクローブ。ミステリアスなウードのスモークに包まれて、ダークで重厚感のある退廃的なローズが誕生します。

Celes 「Jo Malone – Velvet Rose & Oud」紹介文

ふ、不穏!

ももほさんのセレクト理由を伺う前に、まずは何も情報がない状態で香りを試してみます。

・なんか黒いし暗い
・薔薇!
・退廃的な感じがする
・でも女性っぽい雰囲気がある、なんかこの子をそういう目で見てしまった過去を見せつけられている気がする
・ちょっと甘い!
・いいですね・・・でも暗すぎない いいですね・・・
・教室の片隅にいる女の子の匂いがする、いじめられている子はこんな香りがしないとだめだろ・・・

これはちょっと一致しちゃったな、解釈。

思わず倒置法が出てしまいました。いやあまりに”概念”なものでつい……
私の鼻はあまり繊細でない+ムエットでのお試しだったため香りの変化までは楽しめていませんが、ファーストインプレッションがあの子すぎました。いやプロの業すごくないか?? なんかマジであの子がいた気がする。えっまってオフィスに今いたくない? いなかったですか? そうですか……

この子を推し始めて10年、そして人生初の推しということもありそれなりの思い入れがあったので、香りを試す前は(正直解釈一致しなかったらいやだな……もし一致しなかったらどんな反応しようかな……)とかなり不安でした。
が、そんな懸念はやすやすと吹き飛ばされました。プロってすごいですね。というか私の拙く恥ずかしい文章からあの子のイメージを受け取れる感受性がすごい。シビれたわ・・・

ちなみにこの香りを嗅いでいる間ずっとニコニコしていました。香りってすごいですね、なんかニコニコしちゃいますね。久々に表情筋動かしました。←なにわろてんねん


さて、それではスタイリストと答え合わせをしていきましょう。今回は特別に、セレクトした理由を文章でご執筆いただきました。(注:Celes推し活にお手紙プランはありません!)

全体的なイメージとして、はじめの部分「自己肯定感がとても低く、常に他人の顔色を窺って生きているような子です」で総括されたところを表現したかったので、孤独や劣等感を表現する重く深みのある香りが似合いそうだと思いました。ですが、メッセージの途中の「割とコミカルに描かれがち。……」の部分で推しの方の暗く寂しい雰囲気が一転され、かつ「救いになっている」と言葉からもこの部分にもクローズアップするほうが立井さんからみた推しの方をイメージしていただきやすいと推測し、深みの中にもコミカルさを表現するために軽やかさや甘さが加わった香りにしたいと思いました。

もうこの文章だけで大満足です。
自分の推しをプレゼンしたら、スタイリストがこんなこと考えて(=解釈して)くれるわけですよ。少なくとも自分以外にもう一人は推しのことを考えてくれているのがわかるわけです。しかもそれが”香り”っていう現物になるわけですよ? そりゃ気も狂いますわ。

閑話休題(←漢検2級の出題範囲)(今週末受けてきます)(頑張れ!)。
今回は、私の推しの本質(だと思っている)「自己肯定感がとても低く、常に他人の顔色を窺って生きているような子です」という部分を特に重視していただいたようですね。それだけでなく、私の推しがコミカルに描かれがちという事実も勘案して、重たくなりすぎないような香りをセレクトされたようです。確かに推し、性格を説明すると暗くなるけど作中だとギャグ枠なので暗すぎない香りの方がいい……というオタクのわがままを汲み取ってくれている。業。

体に傷があることからなにかと戦っていると想像し、戦いながらも一人で凛と立つイメージが想像できましたので、棘のある薔薇が香る香水を考えました。ローズが香り深みのある香水は複数ありますが、その中で1本を決めるためにどう甘さを表現するか考えたとき「パステルカラーが似合う」ところや、全体的に立井さんは推しの方を可愛いと言っていらっしゃるので、「女の子」的などこかお菓子のような甘さが似合うと思い、プラリネ(ナッツをキャラメルでコーティングしたお菓子)のさっぱりとしたキャンディーのような甘さとローズ、ミステリアスでこれから何か不幸がありそうな、深く重厚感のあるウードが香るジョーマローンの「ヴェルベット ローズ & ウード」をセレクトいたしました。全体的に重く深いローズとウードの中にも少女のような可愛らしい甘さが香る香水で、この香水の面白いところは時間が経過すると香りの重さが香りづらくなり、甘さがより立ってくるのでそこに推しの方の「笑顔」を感じていただけると嬉しいです。甘さと重い部分が私の解釈として大人の女性の面と少女の面の両方が香る香水とイメージしておりますので、この1本にしました。

「推しをこう読み取ってくれるのか!!」という驚き、推しへの「可愛い」を肯定してもらえた喜び、いろんな感情で泣きそうになりました。でも長男なので泣きません。

さておき、私のオーダー文章に一言も書いてないのに彼女の象徴として「薔薇」を汲み取ってくださったところに脱帽しました。私もあの子は薔薇だと思う。さらに、まだ10代といううら若さ・可憐さのイメージをキャンディーのような甘さとして解釈したり、彼女の不吉な運命をウードに象徴させたりなど、説明を受けると一層香りに推しを感じられます。

プロのフレグランススタイリスト、解釈したイメージを香りの要素に落とし込むのが上手すぎる。こちらが書いていないことを的確に読み取り、そしてそれを表現できるものが何かを知っている。感動しました。

最後に、今回のセレクトに関するコメントをご紹介して〆とします。

ケースバイケースではありますが、私はボトルの色よりは香りの雰囲気やストーリーを重視してセレクトするので、ボトルの色もイメージカラーの黒と同じでよかったです。今回は推しの名前が秘密ということで、容姿や職業、生い立ちなどを自分なりに想像しながらのセレクトでしたので、難しい所はありました。セレクト後の答え合わせで推しの方の見た目や作品の世界観とマッチしていたのは、立井さんが分かりやすく推しの方のイメージを記載いただいたからだと思います。またその際、職業なども教えていただいていたのですが、もしオーダー文章に職業の記載があった場合はまた違った香水をセレクトしていたかなと思います。

ちなみにももほさんにはこれくらいご執筆いただきました


2人目:阿部 奈恵さん

続いての刺客(?)は阿部奈恵さん。
ここでも、阿部さんの簡単なプロフィールをご紹介しておきます。

Celesのチーフフレグランススタイリストであり取締役。Celesセレクト、Celes推し活等の業務に従事するほか、香水の仕入れ等も行っている。
好きなブランドはバイレードとラルチザンパフューム。サジェスト中に憑依されていることがある。

阿部さんはあまりオタク・コンテンツ側の方ではないのですが、私が変なことを言っても偏見なく受け止めてくださる器の大きい方です。
そんないい人を、私は、利用してしまったのか……?

なお、ももほさんとは違い、阿部さんには推しの名前や職業・世界観をお伝えしたうえでオーダー文章をお渡ししました。推しが誰かわかっている状態でのセレクトだとどんな香りが選ばれるのでしょうか?
阿部さんがセレクトしてくださった香りはこちら。


Byredo – Rose of No Man’s Land
(バイレード – ローズ オブ ノー マンズ ランド)

第一次世界大戦中「無人地帯」である最前線に赴いた「薔薇」と兵士たちに呼ばれた赤十字の従軍看護婦の活動を称え、彼女たちへの敬意を込め制作されたコレクション。肌を繊細に包み込み、心に深い安らぎをもたらす香り。力強さ、繊細さ、爽やかさ、深みのある香りの流れが荒野に立つ薔薇の気高さを表現しています。

Celes「Byredo – Rose of No Man’s Land」紹介文

やっぱりこれか!!

阿部さんのセレクト理由を伺う前に、まずは香りを試してみます。

・ローズだ!
・主張が弱い!ひかえめ!
・なんかおとなしい、暗がりに咲いている感じがする
・色でいうと白
・確かにローズなんだけどめっちゃローズ!!ではなく可憐な感じ
・大人びた香りもする、というか「大人びていなくてはいけない」という感じがする・・・可愛らしい香りだけど気高くあろうとしているというか・・・

実は職業をお伝えした時点でこれが選ばれるのでは? と薄々感じていました。推しの職業がまさにこれなんですよね、自分で概念香水を選ぶならこれを手に取るだろうレベルで概念です。むしろ事実。
逆にだからこそ、「職業から連想して安直にこれを選ばれたのでは?」という一抹の不安が頭をよぎります。

そんな不安を払拭すべく、さっそく答え合わせといきましょう。今回も特別に、セレクトした理由を文章でご執筆いただいています。(注再掲:Celes推し活にお手紙プランはありません!)

私はキャラクターについて事前情報があったため、ビジュアルや彼女の持つ雰囲気を背景に、立井さんからいただいた推しの情報も併せて総合的に香りをセレクトいたしました。私がお選びした香水はバイレードの「ローズオブノーマンズランド」
まず香りから感じとれる色のイメージはパステルカラーのような儚さ。しかしバイレードのボトルのシンプルさからも分かるように、色の持つイメージは彼女によく似合うパステルカラーでありつつどこか黒い影の雰囲気が漂うのです。「自己肯定感がとても低く、常に他人の顔色を窺って生きているような子」という情報からなるべく気配を消し、自分を押し殺している感覚のあるさりげない香りを意識しました。そしてどこか透き通るような冷気を最初に感じるトップノートが彼女の不幸を予感させます。

安直とか考えてすみませんでした。

私がこの香りを1のパワーで選んたとすると、阿部さんは200のパワーでセレクトしてきました。自分の浅はかな心持ちが恥ずかしい。
確かにこの香り、嗅ぐと「ローズ!」とわかるのですが、日常にこの香りがあったとしてもそれと気づけないくらいさりげないです。きれいな香りなのに主張が強くなく、そっと背中を押したら消えてしまうような感じがします。これはとっても解釈が捗りますね。

阿部さんは「透き通るような冷気」と表現されていますが、個人的にはこの香りに一応人の体温のようなものは感じるのですが、人肌ほど温かくはない気がしました。私を見つめてはいるけれど、私を通して他の何かを見ているだけのような、そんなある種残酷な冷たさも感じます。
言い過ぎかもしれませんが、明らかにもう助からない大けがをして純白のベッドに運ばれたものの、付き添いの看護師には「あきらめないで」とも「あなたは助かりません」とも言われず、ただじっと命が消えていく様子を観察されているかのような感覚があります。ちょっと文豪すぎますね。

「自分が心酔する対象に対しては人生をかなぐり捨てて全ベットするような大胆さ、強引さも持ち合わせている」という彼女のビビットな一面は、正に戦地の最前線で兵士たちを献身的に支える従軍看護婦たちの偉大さと意志の強さにマッチしていると思います。そしてラズベリーブルームの甘酸っぱさと調和した鋭い棘を持つ乙女を象徴するゆっくりと花開く薔薇の蕾の存在。怪我が絶えない彼女は棘を持つ薔薇が似合うと第一印象で感じていました。
ベースのホワイトアンバーやパピルス(紙の原料になる植物)が織りなすシーツのような白さと古紙、古本のようなどこか懐かしく、ほの暗い静かなイメージは不幸の気配を感じつつも愛らしい彼女の平穏な日々への祈りが込められているように感じます。

そう、私の推しには薔薇が似合うんです。傍から見るぶんには美しいのに、棘をまとって他者からの接触を恐れる。棘は内に秘めた激情の表出。瞬足。コーナーで差をつけろ。
やはり一言も書いていないのに推しの象徴として「薔薇」を汲み取ってくださる手腕! もはや推しの名前は薔薇なのではないかとすら思い始めました。

ももほさんセレクトの「ヴェルベット ローズ & ウード」然り、この”クラスの中心にいるキラキラした女の子じゃない感”が絶妙ですね。だからと言って奇抜すぎず個性的すぎず、でも確実にいい香りというのがまさに私の推しです。はぁ好き

香水のコンセプトだけでなく、その香りにも私の推しを見出してくださってすごく嬉しかったです。一周回って阿部さんもこの子推してる? と思わされるほどでした。
いやはや香水のコンセプトからして推し、香りも推し、解釈も推し……実にラディカルな概念香水でした。

最後に、今回のセレクトに関するコメントをご紹介して〆とします。

荒野に咲く気高くも愛らしさを失わない薔薇のような彼女に、この香りとともにこれからも大切に寄り添っていただけたらという私の気持ちも添えさせていただきたく存じます。

高めの旅館の女将か?
阿部さんにはこれくらいご執筆いただきました


オーダーしてみて

わかったこと

実際オーダーしてみて、オタクこういうのほんとにすきだな……となりました。だいすき。好きになる理由がわかりました。

①推しについてのプレゼンを読んでもらえる
②確実に推しを知っている人がこの世に1人増える
③推しについて解釈してもらえる
④解釈を香りで表現してもらえる
⑤香りからさらに解釈ができる
⑥さらに推しを好きになる
⑦もっと推しについて知りたくなる

メリットが多すぎます。馬鹿が考えた永久機関か?

先述した通り、今回オーダーした推しは出会ってはや10数年、人生初めての推し、手癖で描く女はいつも彼女という程度には思い入れが深い存在です。もし解釈違いが起きたら? 全然汲み取ってもらえなかったら? と半ば怯えながらスタイリストの神託を待っていたわけですが、そんな心配は杞憂に終わりました。推しがより一層好きになりましたし、推しについてもっと深く考えるきっかけにもなりました。

ももほさんにセレクトいただいた「ジョーマローン – ヴェルベット ローズ & ウード」は本当に解釈一致で、お気に入りの1本になりました。あえて推しの名前を伏せ、推しの本質のみを見てもらうというのも手ですね(難しかったようで申し訳ないですが)。嗅いだ瞬間に推しの姿と涙が目に浮かぶくらいでした。

阿部さんにセレクトいただいた「バイレード – ローズ オブ ノー マンズ ランド」はコンセプトからして概念香水でしたが、私の浅はかな考えを打ち破るかの如く素敵な解釈を浴びて、新しく出会い直せたような気がします。私は公式を覚えていたのに、阿部さんは公式を自力で導出したかのような感じです。というかこの香水から間違いなく推しを逆算できる。

2本ともそれぞれの魅力があり、推しの異なった面をフィーチャーしてセレクトいただけて非常に興味深い体験でした。いま、私の財布には推しがムエットになって収納されています。これでいつも一緒だね。


オーダー文章の注意

ちなみに、ももほさんには私が書いたオーダー文章の構成にも言及いただいたのでご紹介しておきます。

他に苦手な香りの記載もあり、特に特定の香水の名前が書いていただけたのは苦手な香りの雰囲気が分かりやすく、苦手な香りをセレクトしづらくなるので、すごく助かりました。ただ苦手な香りの表記は1~2個、特にこれだけは無理!という香りに絞っていただくと、より広い選択肢の中からお選びできるので、ぴったりの香りをお送りさせていただきやすいのも事実ではございます。スタイリストとしてお客様に喜んで使っていただける香りをご提案したいので、どれぐらい苦手な香りを表記していただくかは難しいところですね。

より多様な解釈(の幅)を楽しむためには苦手なものを書きすぎるのも良くないということです。
無限大の可能性を浴びたい方はお気をつけください。

また、これはここだけの話なのですが、スタイリストはオーダー文章を読んで推しを好きになってしまうことがあるそうです。特に香水を5本選んでお手紙を書く「Celesセレクト」だと顕著だそう。
それくらい、オーダーする皆さんは推しの魅力を表現しているんですね。みんなも魅力的なオーダー文章を書いてスタイリストを推しにオトそう!


「Celes推し活」のススメ

ここまで、3記事かけて「Celes推し活」についてお伝えしてきました。
全記事お付き合いいただいた方、ありがとうございました! ここまで読んでみて、皆さんも「Celes推し活」をオーダーしてみたくなったのではないでしょうか。

推しについて語っていいだけでなく、それを真摯に受け止めてもらったうえで解釈を”香り”として表現してくれる。

それが「Celes推し活」です。いざ自分で体験してみて、その奥深さに感動しました。
さあ、あとは注文するだけです。ぜひこのページに飛んでオーダーしてみましょう


「推し活」オーダーシリーズの最終回でした。全体的に一昔前のオタク感が漂っているので懐かしく感じる方もいらっしゃったのではないでしょうか。
次回以降どんな記事を書くかはまだ決まっていませんが、ぜひ今後ともCelesと立井をよろしくお願いします。

それでは、皆さんも良き推し活ライフを。


※このnoteは、「Celes推し活」のオーダー方法を一様に定義づけるものではありません。
※このnoteは、Celes公式の見解ではありません。


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