孔子の教え 「大業を為すには vol.2」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたは「君子」の道を歩んでいるか? 「小人」の道を歩んでいるか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「易経」は、天地の深遠な道理を説いている哲学の書物として尊ばれて
きました。周の時代にできた周易に、10篇の解説(十翼と言います)を
付して、「易経」を確立したのが孔子です。
「易経」は四書五経の筆頭に置かれて明治の初頭までは日本の知識層の
必読の書でした。明治・大正という年号も、資生堂という社名も、咸臨丸
という名も、蒋介石という名も、出典は「易経」です。

その十翼の1つである「繋辞上伝」にこういう文があります。

【日新之謂成徳】~日新これ成徳という~

日新とは?
→毎日が新しい。

成徳とは?
→盛んな徳。

どういうことか??

「毎日新しい気持ちで取り組むこと」
「心が毎日、新しくヤル気になれるかどうか」

そこには、「馴れ」「惰性」「慢心」がありません。

日新=成徳

日新ができれば、徳

前回のメルマガで「富有大業」について触れました。

つなげて、【富有大業 日新成徳】

略して、【成徳大業】

これができれば、
事業は大きくなると、孔子は2000年以上前に断言しています。

目先の小手先も重要ですが、こうした考え方こそが戦略です。

いかがでしょう。伝わりましたか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?