孔子×経営道【炎から組織をまとめるコツを知る】

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あなたは「君子」の道を歩んでいるか? 「小人」の道を歩んでいるか?
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一国の王たるもの、国を治めるためには「見えないものを見る目」「諫言を聞く耳」を身につけることが必須条件。

こうした目と耳をもつことで

コダワリをなくし、物事の兆しを掴むことができる。

その答えが「氣」にありました。

かつての賢人たちは、ニンゲンを超えた天地の運行から掴もうとしたわけです。そこから、モノゴトの道理を捉え、起きた事に対して、どう対処していくべきか学びました。

それが、まとまったのが易経です。

今回は、易経37番「風火家人」にある孔子の言葉を味わってみましょう。

(原文)
風火より出ずるは家人なり。君子もって言物あって、行い恒あり。

(解釈)
火を炊くと熱風がふきあがる。熱風は、火の内側から外へ広がる。

これをみて、君子はこう考える。

「国を治めるには、まず内側から」

【内側をおさめる】ってなに??

1.家を治めること
2.家をおさめるには、わが身を修める
3.わが身を修めるには、些細なことでも自分の言動をしっかり慎んで抜かりなくする

これが組織をまとめるコツだと、孔子は易経で言っています。

『手法より、あり方』

いかがでしょう。伝わりましたか?
気付きは、即行動に!!即実践へ!!

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