マーケティングと人間の心理2
気が付けば、七夕も終わり、梅雨真っ盛りですね。
この雨がおさまったら、セミが鳴き始めるのでしょうか。
体調を崩しやすい日が続きますね。いかが、お過ごしでしょうか?
さて、孔子経営手帳2016の制作真っ盛りです。おそらく10月頭にはリリースできると思います。お楽しみに。
本題に入ります。先回の続きです。
経営に心理学が用いられる分野を「経営心理」と言います。
経営+心理学を混ぜていったわけです。
これを大きく分けると2つ。
1.組織心理。 2.意思決定。
今回の表題の「マーケに心理を活かす」は、2意思決定に属されます。
意思決定と言っても立場によって、見方が変わります。
経営者の立場で意思決定をする。
消費者の立場で意思決定をする。
とでは全然違います。
経営者の仕事は意思決定をすること。
右に行くのか、左に行くのかを示す。
みなさん経営者として毎日意思決定をされていますが、毎日意思決定している経営者であればある程、感覚として分かっているとは思います。
「どういう観点」
「どういう行動指針」
「どういう価値観」
をもって、自分が意思決定を日々しているのか?
「経営者として意思決定する際に考慮するポイント」
普段、何気なくしているかもしれないが、その何気ないことの中に、実はその人の直観のヒントや価値観が反映されています。
右か左か選ぶときに、何を基準にして選ぶか?
「儲かるか儲からないか」
「楽しいか楽しくないか」
「カッコいいかかっこよくないか」
「それをすることで、どれくらいの人を幸せにできるか」
「好きか嫌いか」
「正しいか正しくないか」
「理念に会うか合わないか」
「長く続くか続かないか」
「損か得か?」
などなど。
自分の持っている決断のギリギリのところに突っ込むと、いろんな問題が出てきます。
無意識の部分を言語化したところ。
これが、経営心理です。
ここを浮き上がらせるのが、ある意味、私がさせていただくコンサルの領域と言ってもいいかもしれませんね。
そして、
私たちは、経営をする立場と同時に、一人一人生活があるわけで、消費者という立場が存在します。
マーケティングの考え方は、消費者を分析するもので。
学問の分類では「消費者行動論」と言います。
「お客さんがどういう風に動くか」ということを考える領域です。
消費者というのはこういう観点からモノを選びますよ。
モノを買うまでにどういう心の動きがありますよ。
というのが、商品選択と人間の心理。
経営者の意思決定の基準とおなじように、消費者の意思決定の基準もサマザマ。
続きはまた次回!
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