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漫画「海月姫外伝BARAKURA~薔薇のある暮らし~」東村アキコ

友達にすすめられて、読んでみました。

海月姫に出てくる韓流大好きおばちゃんたちのお話です。
本を開いて2ページ目くらいに「命短し 恋ジュセヨ 乙女」とヘッタクソな毛筆(味のある毛筆)で書かれていて、特に面白くもないのに笑ってしまいました。

明洞、BBクリーム、カタツムリエキス、エチュードハウス、、、懐かしい言葉がいっぱい出てきます。
登場人物がみんなバラマキ土産にいっぱい化粧品をいっぱい買っているのが、とてもリアルでした。

チムジルバンの激熱サウナに丸腰で入って死にかけるのも、観光客あるあるで面白かったです。フェイスタオルを羊さんにして頭に被って、シッケとゆで卵を食べているおばちゃんたち、とってもラブリーでした。

2巻まで読みましたが、全力で韓国旅行を楽しんでいるおばちゃんたちを見て、とても癒されました。日々の家事や日常を忘れて、仲の良いお友達と目一杯エンジョイする。いいないいな~☺

うちの母も韓流が大好きで、わたしの高校のPTA活動で仲良くなった友達と何度も何度も何度も何度も韓国に行っていました。
そんなに何度も行っているのだから、韓国のいろいろな場所を観光しているのかと思ったら、毎回同じロッテホテルに泊まって、ロケ地巡りをして、お気に入りの俳優の事務所近くのカフェに行って、ブラブラする。お土産は革製品。毎回同じルート、同じお土産。友達と輪番で思い出のフォトブックを作って、配布し合ってました。ちゃんとしてるぅ~!

いつも「ちょっと韓国いってくるわー!」くらいのテンションで出かけていましたが、大好きな俳優、オム・テウンさんのファンミーティングに参加するときは気合がレベチでした。
渡韓の2か月以上前からエステや髪のトリートメントに通って、服も何着も買って、メガネまで新調していました。プチ整形もしていたかもしれません。
「なんでそこまでするの?」と聞くと「ツーショット写真が撮れるんだものォ」と頬を赤らめていました。

帰ってきた母にオム・テウンさんとのツーショット写真を見せてもらったら、キメッキメの顔の母がオム・テウンさんと手でハートを作っていました。納得の一枚が撮れるまで、何回でも撮ってもらえたそうです。サービスが良いですね。

韓国好きな方ならきっとすごく楽しめる漫画だと思います。
ぜひ読んでみてくださいね☺♡


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