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哲学プラクティスに関わる人への9の質問 ♯3 桂ノ口結衣

1.肩書き・職業など

大阪大学(臨床哲学)博士後期課程院生、保育士、変型ひとり親

2.現在の主な活動

お誘いいただいた時だけ進行役→引退
進行以外のお手伝いや企画は、機会や元気があれば続けそうです

3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?

2007年、ファッションショーに参加した折、同じ場所で開催されていた色々な「~~カフェ」という対話型ワークショップの一種として「哲学カフェ」を初めて認識しました
初参加は、2009年に入り直した大学の授業(対話技法論)かな?

4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか? 

2009年10月 大学内の哲学カフェ「お母さんも、死ぬ」の企画・進行をしました

5.哲学プラクティスを、はじめてやろうと思ったのはなぜですか?

考えたいことの考えかたが分からずもがいていた時期で「いちかばちか哲学カフェもやってみよう」と思った
&対話技法論の授業で謎のおもしろさを放つ中川雅道さん(当時臨床哲学院生)がおもしろがっている対象に興味があった
&対話技法論の授業の延長のような感じで、びみょうにサポートもしていただけそうな雰囲気だった  から

6.今まで哲学プラクティスを続けてきたのはなぜですか?

 (~2012)哲学の問いかたがおもしろかったし、哲学プラクティスのメタ議論できる友だちなどもいて楽しかった
→(~2016)ハワイp4cの波に乗れず、でもみんなが何やってるのか分かりたかった
→(2016/2)オスカル・ブルニフィエのところで「これや(涙)」ってなる
→(~2018)「これ」を自分なりに実現していきたかった
→(~2020)未練

7.活動の中で、一番大事にしていることはなんですか?

自分も含めここにいるほんとうにみんなが問われるやりかたで問い、ここにいるほんとうにみんなが考えられるやりかたで考えようとすること

8.あなたにとって、哲学プラクティスとは?

答え思いつかなさすぎて笑けますが、とりあえず球技ではなくかくれんぼ系イメージです。誰かの問いに自分も見つかる/自分の問いがみんなを見つける、その期待をしていいはずで、まだ全員見つけてないのに声もかけず次のターン始めるのはいやだ。存在やそのありかを見つけあうだけといえばだけの、大切なあそび。

9.影響を受けた活動、人物がいたら、教えてください。

中川雅道(謎)松川えり(楽しさ)高橋綾(憧れ)ほんまなほ(参考)
中岡成文、望月太郎(海外実践への興味)Oscar Brenifier(根っこ)Ilse Daems(可能性)竹中菜苗、いくの学園、フェミニストカウンセリング(ケア観・暴力観・ジェンダー観)土佐いく子(生活綴り方・子ども観)桂悠介(ユーモア)豊泉俊大、小西真理子(哲学)

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