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RPAの単位を統一したい

RPAでよく使われるロボットという単位

これ、RPAのアプリケーションだったり、その業務(UiPathでいうシナリオ)だったり、人によってまちまち。
もちろんRPAベンダーの導入事例や紹介記事でもまちまち。
100ロボットが動いてます!
は、100体のロボットが1,000の業務をやってたり、1体のロボットが100の業務をやってたり、ちょっとした自動化された業務を色んな人のPCで100業務行ってたり・・・
(通じてる?)

そもそもRPAとは

Robotic Process Automationの略なのはご存知の通りで、

RPAが言うロボットとは

いらすとやさん流石(笑)ですが、このイラストがRPAのロボットのイメージに近いかと。
このロボット(RPA)業務をやってもらうイメージです。
なので、UiPathで言うシナリオを作成してプロセス化したものを、このロボット(RPA)がスケジュールに応じて自動的に実行するのが本来のRPAだと思ってます。
自分のPCにインストールして、ちょこっと自動化するのはRPAとは違うんじゃない?と思ってます。(個人の意見です)

従って、ロボットという単位は上記のイラストのロボットだと思っているので、UiPathで言うとUnattended RobotやAttended Robotのことなので、ロボット数という単位は、このライセンスを購入して稼働している数であるべき。(個人の意見です。)

このロボット数がみんな自由に使っているので最初に書いたように、
 1台のUAttended Robotで100業務(プロセス)やっているのを100ロボットと表現したり
 100台のUnattended Robotで1,000業務(プロセス)を行っているのも100ロボットと言ったり
人や記事によってロボットの使い方が違うのです。

残念ながら同じRPAベンダーの導入事例等でも記事によってどっちのパターンでもロボットと使ってたり、かなりいいかげんになっており、
「A社ではRPAを500ロボット導入してます。」
と言われても規模感が全くわからないのです。

自分が思うロボットだと、100台のロボットがもっとたくさんの業務を実行しているので、稼働率にもよりますが、人に換算したら100人以上のロボットが働いていることとなり、かなり大規模な導入事例になると思うのですが、実際はちょっとしたメール受信して転記するだけのような100の業務が動いていいるだけで、大規模ではなかったりするのです・・・

まとめ

ロボットの単位を統一したい(個人的な希望)

  • ロボットは業務の単位ではなくRPAを処理するPC(ライセンス、ロボット)の数

  • 業務(プロセス?、シナリオ?、ワークフロー?、ボット?)はロボットではなく、業務や処理数でありロボットという単位は使わない

さらに要望を言うとこういった用語もRPAとして統一してもらえると嬉しいですけど、これは無理かな。

統一されていくといいなぁ・・・

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