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あんたま日記『コンビニ強盗から助けた地味店員が、同じクラスのうぶで可愛いギャルだった』

 みなさま~。この紹介日記さえも最近疎かになっている気がしていて危機感を感じている者です。こんにちわ。

 久々に新刊を読んだおかげか、或いはお仕事のうんぬんかんぬんに慣れてきたおかげか、停滞していたラノベ意欲が蘇ってきました。まぁドはまりしていた遊戯王がようやく落ち着いてきた、というのもありそうです。


【はじめに】

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 さて、今回ご紹介する作品は「コンビニ強盗から助けた地味店員が、同じクラスのうぶで可愛いギャルだった」です。略称は「うぶかわ」
 今年の1月20日に初版が発行された、ぴちぴちの新作でございます。

 筆者は「あボーン」さん。絵は…なかむらさんで合っているんですかね?なんだかどこかで見たトキのある絵をしています。私好みの絵柄ということですね。


【あらすじ】

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 まずはいつも通り裏表紙のあらすじを。
「高校二年生の黒峰リクは、幼馴染に振られて自暴自棄になったところ偶然入ったコンビニで強盗に襲われていた店員を助ける。その店員は学校で一番モテる美人ギャル・星宮彩奈だった。この件をきっかけに星宮からストーカー被害を相談され、一人暮らしの彼女を守る名目でふたりは同棲することに。星宮と一緒に暮らす中で、リクは生きる気力を取り戻していく。涙が出るほど切実なひとりぼっち同士の、甘くて眩しい恋物語」

 安心と信頼のラブコメです。クラスで人気者の女の子と密かに仲良くなり、静かに恋愛関係を進めていく……というのは合っているのですが、それ以上に重いです。

 振られた男の傷心と新たな恋に期待して買うと…そのお話の重さにビビると思います。私はビビりました。(ネタバレになってしまいますが)主人公がほぼ天涯孤独だったり、幼馴染の思考回路が逸脱していたり、ヒロインが精神的に不安定だったり…とにかく"重い"の一言につきます。

 もちろん、お話としては面白かったです。読み終わった後は確かな満足感がありました。ただ同時に疲労感もあります。まさに映画を観終わった後の気持ち、というに相応しいでしょう。一巻だけだというのに怒涛の展開と二巻への繋ぎまで完備ということもあって、いろんな期待と不安を持たせてくれる一作でした。


【推しポイント】

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①色々と甘々で厳しい人間関係

 基本的に主人公、幼馴染、ヒロインの3人で物語が進行します。主人公と幼馴染の共依存関係、ヒロインに寄り添う不器用な関係、いずれも恋愛関わって甘い関係で、みていてキュンキュンします。そして、その裏にある悲しい関係もまた味を出している…ように思います。


【うーん…ポイント】

※個人の感想です

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①とにかく、重い

 主人公とヒロインの設定、そこからの展開…とにかく重い要素が満載です。私的には、他のラブコメには類を見ない設定で、逆に引き込まれた部分が多いのですが、ラブコメを期待して読む人的にはちょっと辛すぎる設定なんじゃないかな…と思います。ラブコメではなく、感動系の小説だとか、映画だとかをイメージしながら読むのが正解かなと思います。


【まとめ】

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 一巻の締め方でわかっていたことではありますが、二巻が決まっているそうです。なんとなく新刊を買うと、「これ二巻出るのかな?」となるような作品が増えてきたように思っています。そんな中、一巻時点で二巻への引きを作っているので、私的にはそこも評価したいポイントです。

 というわけで、久々にラノベを需要できてウキウキしています。月末にはまた新刊ラッシュが来るので、今積もりに積もっているラノベを消化しないといけませんね。頑張ります。


 今回はこれぐらいで勘弁してください。いつでもどこでも友達を募集しているので、よかったらTwitterフォローしてください。

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