あなたの思い出買いますから(仮)④
バスケットの中を見るとこの匂いのワケがわかった。紅茶が茶葉が入っていたからだ。それも高級そうな英国紅茶。 もしかしたら何十年も時を経てこの中で忘れさられていたのかもしれない。
多分あの息子さんのお母さん、つまりおばあさんのものだろうから、置いてある場所から考えるとかなり背の高い人が上にあげたのだろう。
おばあさんの旦那つまりおじいさんが上げたのかな?
と、頭の中にお爺さん像が浮かんだ次の瞬間、後ろに気配を感じた。
え〜〜⁈まさか、、、またか。
振り向くのは気が済まなかっ