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12月15日カタリ場実施レポート!【はーちゃん編】

2022年12月15日にカタリ場が実施されました。

今回はコア(コアマネジャー)を初めて務めた4年生の「はーちゃん」に、当日を振り返ったレポートを書いてもらいました。

カタリ場に参加するだけでは見られない、企画運営の難しさや学び、その中で見えてくる楽しさを皆さんにお届けします。


①当日の話

当日は思っていたよりも緊張しておらず、落ち着いた状態で学校へ向かいました。
今回、企画の目標として掲げた1つ「キャスト同士の仲を深める」を当日も意識しながら動くよう心掛けました。
直方駅にキャストの皆さんと集合した時、班のメンバーでリーダーを中心に和気藹々と話しをしている様子を見て、キャストのみんなは生徒とどんな対話をするかな、と授業の時間がとても楽しみになりました。

直前のシミュレーションでは、過去の出来事から自分自身を振り返り、そしてその出来事をキャストのみんなに共有する「人生ゲーム」を行いました。
PMのハヤトと、どうしたらキャストのみんなに楽しんでもらえるか、この後のカタリ場にどのような気持ちで臨んで欲しいか、などたくさん考えて準備したので、盛り上がってくれて嬉しかったです。

カタリ場は、とても良い雰囲気で高校生と対話ができている様子を伺うことができ、外から見ていてグッとくる時もありました。
高校生が先輩の話をうんうんと頷きながら真剣に聞いていたり、班のキャストに悩みや不安を打ち明けていたり、そのような様子を見ることができました。
カタリ場終了後の振り返りでは、カタリ場を通して感じたこととこれからの自分にどう生かしていきたいかについて考え、キャストに共有することで、今回の経験を自身の成長に繋げることができました。


②企画全体の話

企画作りは、まずPMのハヤトとの顔合わせから始まりました。
企画を通して自分がどのように成長したいかや、2人でどのような企画にしたいかについて考えました。
そこで、3つのルールを決めました。
①二人で相談して決める
②バタバタしない
③キャストをサポートする
をこれから企画を進める上での2人のルールとして掲げました。
一番難しいと感じたことは、高校生の事前アンケートをもとに、企画のテーマとカタリ場のゴールを決めたことです。
アンケートを分析し生徒像をつかみ、カタリ場を通して生徒にどのようになってほしいのかについて2人でたくさん話し合いました。
今回私たちは、自分たちが得意としているサポート力を活かした、「キャストと一緒に作るカタリ場」という大きなテーマのもと、当日の高校生のサポートはもちろん、参加するキャスト同士の仲を深められるような企画作りに努めました。
自分自身を振り返るワークと当日に行った人生ゲームは、二人の企画らしい雰囲気づくりに繋がったと感じています。


③企画を通して感想や学び

私は初めてカタリ場にキャストとして参加した直後に、「企画に挑戦してみないか」とお声がけいただきました。
実際に高校生と話をしてみて、もっとこんな風に声をかけてあげればよかったな、聞いてほしい話があったんじゃないかな、と反省している時だったので、不安な気持ちが大きくありました。

これまでの学生生活の集大成としてカタリ場の企画に挑戦し、自分自身の成長に繋げたいという思いでこの企画に臨みました。
高校生に回答してもらった事前アンケートの結果から、抱えている悩みやどんな学校生活を送っているのかなど、高校生の特徴を分析するのは難しく、さらにその結果を踏まえて自分たちはどんなカタリ場を生徒に届けたいのかについてたくさん考え話し合った時間は、今まで経験したことのない貴重な時間となりました。
また、チーム活動において自分の良くないと感じていた点である、「人を頼ることができない」「自分の意見を言うことが苦手」の2つを克服することを意識しながら活動に取り組みました。
企画に真剣に取り組むことは、自分自身とも向き合うということで、簡単なことではありませんでした。
しかし、一生懸命伝える努力をしたら、同じ熱量で返してくれる仲間がいるということを身をもって知ることができました。
自分のいいところにも悪いところにも向き合い、そして認めることができたことが、企画に挑戦して1番良かったと感じる点です。

また、一人では何もできないということを実感し、これまで恵まれた環境で様々な経験ができていたことに感謝しなければいけないことに気づくことができました。
これからも、人とのつながりを大切にしながら、自分だからできることに自信をもって、全力で挑戦していきたいと思います。
一緒に企画を作ってくださったキャストの皆さん、当日お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

当日シミュレーションの様子
ポンプとしてカタリ場を見回る様子


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