年間ベスト2018(シングル&EP編)

アルバム編はやりましたので、
単曲とEP部門です。

▼アルバム編


とにかく今年は名曲がたくさん生まれ、
心が何度もとれそうになりました。

何回奪われてもいい。取りに行くために聴く。そして、また奪われる。もはや最後の方は奪われに行ってる、みたいな。そんな感じでした。

こっちの部門は、邦楽が多いです。
アルバムの時も言ったけど、備忘録なので
一切専門用語や音楽知識はありません。
ただの音楽が好きな一般市民の感想。

1.iri『Only One』
2.avengers in sci-fi『I Was Born To Dance With you 』
3.Age Factory「GOLD」
4.シン&ふうか「体の芯からまだ燃えているんだ」
5.ドミコ「ベッドルーム・シェイク・サマー」
6.Alec Benjamin「Let Me Down Slowly」
7.androp 「Memento mori with Aimer」
8. TENDRE「RIDE」
9.Gottz,Yo-sea&Neetz「Neon Step」
10. KEIJU「Let Me Know」
11. ぼくのりりっくのぼうよみ「輪廻転生」
12. 揺らぎ「horizon」
13. 羊文字「エンディング」
14. Nulbarich「Almost There」
15. Sufjan Stevens「Wallowa Lake Monster」
16. 女王蜂「FLAT」
17. くるり「その線は水平線Ver.2」 


1.iri『Only One』

EP・選出。

M4の「飛行」が好きすぎて...
もう何百回も聴いてた。
メロウ。大好きなメロウ。
ため息が出るくらい、最高な曲。

もちろん、表題曲も最高。
安室ちゃんが歌ってそうなアップテンポで
iriの強みが存分に出ている、かっこいい。

本場すぎるR&Bだとソウル強くて疲れちゃうし、喉だけでサラッと歌ってるギャル系も響かない。

iriみたいな中性的なバランスの女の子で
R&B、HIPHOPを聴きたくて待ってたんだよ。

ライブ行きたい。

2.avengers in sci-fi『I Was Born To Dance With you 』

しばらく、ロック寄りだったアベンズがやっとダンスナンバーを出した。
ずっと待ってた。スペーシーなやつ。

前なら、ここで上げて惑星を爆発させてただろうなーって箇所でゆっくりと月を動かすための大人な進行に。
最近出たアルバムは試行錯誤してる感じがして不安だったけど、フロアを熱くするだけでないニューアベンズが仕上がっていた。嬉しい!

インディゴ〜インディゴ〜〜〜は口ずさんでしまうね。

すもすもすもすもすもSUUMOに並ぶくらい!

最近はSNSの歌詞が多いね、
ずっと宇宙にいてね。


3.Age Factory「GOLD」

ペリカンファンクラブと親交があるのでよく名前は見てたけど自分には無関係なジャンルかと思ってた。男のロック的な。

ゴッチが勧めててYouTubeでMV観た。

お。なんだかっこいいじゃん!!って。

GOLDの始まり方、一気に持ってかれちゃった。

ボーカルがゴリゴリの声なんだけど、
儚さや美しさの定義みたいなのは、大切にしているのをCメロから感じた。
綺麗なコーラスと、ドリームポップが混ざって、ゼルダの伝説の妖精の所みたいなパワーチャージタイムが生まれてる。そこから一気に加速する感じがたまらない。なんか笑っちゃうくらい熱いから、走りたくなるね。

Cメロ大切にしているバンドはいいバンドだよね。



4.シン&ふうか「体の芯からまだ燃えているんだ」

いい曲!いい曲書くね!!!あいみょん!!!好き!好きだよ!!!
やっぱり歌手なだけある、阿部サダヲの歌唱力は素晴らしい。女性でも出ない高音まで伸びやかに気持ちがいい。Cメロがいい曲は良い曲が多い。Cメロが良い。(しつこい)こうゆう熱いの好き。

映画は酷評だったけど、曲はとても良い。
もっとお茶の間で、流行ればいいのに。


5.ドミコ「ベッドルーム・シェイク・サマー」

あれ、ターンテーブル壊れちゃった?ってくらいのスローテンポ。
これ聴きながら走れる人いるの?居ないと思うな。
速すぎて遅く見えるみたいな、そうゆうやつだったらどうしよう。

聴いてると軟体動物のようになっちゃう。

ゆらゆら帝国の危なさを少し抑え、アンニュイさに明るめの絵の具を混ぜて少し炭酸を入れたのがドミコ。

クリームソーダの上のチェリーのように、ずっと残る色。

最後に唐突に来るお別れの潔さがまたドミコらしい。


6.Alec Benjamin「Let Me Down Slowly」

中性的な声、展開、コーラスの重ね方、めちゃくちゃ好き。
全てのバランスがちょうど良くて、疲れない。何も考えずに聴けるけど、ドキドキする。
このジャンルはなんて言うんだろう?
森?ヘンデルとグレーテルの森のような、音楽。


7.androp 「Memento mori with Aimer」

08:20の最後の内澤さんの叫びを聴いてください...

LとRを巧みに使った、心の対話のような世界。聴く時の心情によってどちらかの歌声に傾く不思議。

2人が「Ah〜」「Ah〜」言い合ってる時が1番幸せタイムなんていうことが、ある??

そんな、現象が、ある???

内澤さんとAimerはひとつの生き物になって...尊。


8. TENDRE「RIDE」

唸るようなベース音が、踊れって言ってる。
特にメロディーがとびきり明るい訳では無いのに、楽しい楽しい楽しい。
落ち着いてるのに楽しいって不思議なラインを攻めてくる。


9.Gottz,Yo-sea&Neetz「Neon Step」

ラジオから流れてきて、
思わず仕事中なのに、調べちゃったやつ。
1発で惹かれた曲。とてもシティー的。

イエローハットの謎CMを感じるピクシーのような声(?)と滑らかなメロディーラインを、滑るように歌う声が混ざり合い、
より心臓へとビートが沁みる。
最近のHIPHOPは聴きやすくて、トラックかっこいい。理解できない世界ではないな。

これ聴いてる時は無敵。

10. KEIJU「Let Me Know」

キャンディータウンのメンバーを漁っててたどり着いた曲。
まずは入からかっこいいこれ好きって感じた。こんなエモーショナルなHIPHOPあるんだと。心の中のヤンキーが蠢き出す。
HIPHOP初心者だけど、エンドレスリピートしたいくらい心地がいい。トラックもとても拘ってる音がする。いいな2018年。


11. ぼくのりりっくのぼうよみ「輪廻転生」

1分経ったところで全く別の曲になる。(笑)
曲の始まりからは想像出来なかった、
ビョークのような壮大さで終わる。

いいよ。


12. 揺らぎ「horizon」

一定期間、この1曲ばっか聴いてた。

夜道で聴きたすぎて、無駄に歩き回ったり。
37秒から始まるエモーショナル。
そのあとのドリーミー感に、耐えられなくて泣いた。
鼓笛隊のようなドラムも素敵。(アジカンのノーネームの強みあるよね)

今はそれを分かってて、待ってしまうけど。

イライラやミゾミゾした時に滝みたいに邪念を洗い流してくれる。

揺らぎのライブ、1回しか観たことないけど、めちゃくちゃギターかき鳴らして轟音鳴らしてくれたから気持ちよかったな。
また観たい。


13. 羊文字「エンディング」

初期のきのこ帝国を思わせるポストロック&シューゲイザー感。
ボーカルがしっかり立ってるのに、冬の空気みたいなツンとした軽やかさを持ち合わせてて絶妙にいい。

サビのエモーショナルが凄い。ァァァァァァァァァ〜エモッッッッ!!!!!ってなる。
ギターに飲み込まれそう。(飲み込まれてもいい。)
こうゆう"何処にも行けない感"っていうのは日本が優勝すると思うな。

14. Nulbarich「Almost There」

ナルバリッチの曲で一番好き。

日本語を、英語のなかに気持ちよく混ぜ込んで歌う手法は、LOVE PSYCHEDELICOを感じる。
焦燥感と、切なさを感じるメロディが好き。
鼓動が早くなる。

MVも好き。
お寿司、わざと皿に落としたくなるね。(笑)


15. Sufjan Stevens「Wallowa Lake Monster」

2018年のリリースではないけど、どうしても素晴らしいので感謝の選出。

今年、映画『君の名前で僕を呼んで』で多くの人の耳に届いたスフィアン スティーヴンスの音楽。
(その映画は観ていないんですが。)

話題となっていたのでいろんな曲を聴いてたらたどり着いたこの曲。

02:20から音楽の滝に連れてかれて
ザァーっと全てを流されたあと、ピンクのキラキラの粉を振りかけられて、浮遊します。

とても楽しい旅でした。
ヘヴン?

ありがとうございました。


16. 女王蜂「FLAT」

『HALF』の中の1曲。

1回聴いただけで、耳から離れない。
これは、代表曲になると確信した。

LGBTという言葉さえ、箱のようになってしまった現代。
正しい情報と判断はいつでも持っていないといけないのに、どうしてもアップデートの激しいタイムラインの波に、ついて行くのがやっと。

心を無くさないようにしなきゃなと
思い出させてくれる曲。

女王蜂にしか歌えない、どこにもないようなスタンダード。

17.くるり「その線は水平線Ver.2」

イントロから殺されそうになった。
なにこれ。なにこれのギター。笑っちゃった。かっこよすぎ。

まじで、何百億万回も再生しても飽きない。

自分の中の不動の1位だった「ハイウェイ」を上回りそうな勢い。

私たちの好きだったエモさ満載のくるりおかえり~ってかんじ。うれしい。

くるりがこうゆう曲出す度に、ギターを初めて触ろうかなという少年が現れるわけで、新しいロックのはじまりが生まれるわけで、何が言いたいかというと、この曲は最高だ!

くるり地獄からやっと抜けられるって思ってても、気を抜いたら求めちゃう自分がいて、もういま聴いてる~!!!!!!みたいなのが永遠と続くかと思った。危な。

くるりの、ver.2の方が好み。歪みのギター。エモさが5倍。

ジャケがいいよな〜〜〜



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