私にとってのぴちぴちピッチ


ピッチとの出会いはなかよし2005年1月号だった。

当時小学生だった私は、
母親が昔『なかよし』を買っていたという話を聞き、なかよしに興味を持ちなんとなく買ってみた。

表紙はときめか。この号はちょうどなかよし50周年の記念号のような本で、ふわふわのピンクのポーチが付録だったのを今でも覚えている。

ピッチはなかよしの中でもちょっぴりオトナなストーリーで、いつも読む時ドキドキしてた。中学生になったら、水に濡れたらマーメイドになれると思ったし、海でイケメンと出逢って恋に堕ちる…なんて夢見ていた。

変身して、歌を武器に悪い敵を倒す。ステッキで技を出して敵を倒すというのが主流の魔法少女の闘い方の中で、歌で敵を倒す、というのが当時は斬新で、心を奪われた。

ピッチは私にとって、勇気と希望を与えてくれる作品だった。仲間との絆、好きな人、友達への愛情。そして周りの人を『信じる』ということ。ピッチのストーリー最大のテーマはこの『信じる』だと、今読み直しても改めて感じた。

来月のなかよしから、新章が始まる。
令和ピッチの夏、とっても楽しみだ。

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