「犬夜叉」は、わたしの青春であり人生。

わたしが人生で初めて買ったCDは、テレビアニメ「犬夜叉」の主題歌ベストでした。

https://www.amazon.co.jp/BEST-INUYASHA-清風明月-犬夜叉テーマ全集-弐-DVD付初回限定盤-CCCD/dp/B0002L4DJQ



2004年発売、わたしが中学1年生のとき。
犬夜叉の主題歌ベストって他にあと2つあって、その2つはいつどこで買ったか思い出せないんだけど、これを買ったのはほんとうによく覚えてる。

もともと月曜夜7:30から名探偵コナンを見てて、その前枠の7:00から犬夜叉がはじまったので流れで見るようになったのだと思います。あまり覚えていない。
だけどいつの間にかコナンよりもどっぷりハマってしまって、友達に原作を全巻借りて読み、ゲームボーイアドバンスのソフトをやり込み、月刊誌についてきたポスターを壁に貼るほどお熱でした。

そんなある日、母と買い物に行った先で、たまたまこのCDが置いてあるのを見つけてその場で買いました。
と言っても自分でお金を出したわけじゃなくて、誕生日が近かったからプレゼントにってせがんで買ってもらったような覚えがあります。
発売したのは知ってたけど買いに行く機会がなかったので、「ほんとに売ってる…!!」っていう驚きと喜びが大きかった。
同じ頃にポータブルCDプレーヤーも買ってもらったので、狂ったように聴きまくりました。

それをきっかけに他のグッズも本格的に集め始めたのがわたしのオタク人生のはじまりでした。
だけど、犬夜叉以上にハマった作品はなかった。
というか、いつでも根底に犬夜叉がいる感じだったなあ。

犬夜叉つながりで友達が出来たり、作中の難しい言葉を片っ端から調べていたらちょっと博識になったり、主題歌をカラオケで歌ううちに音楽の楽しさに目覚めたり。
いままでのわたしの人生の出来事の大半は犬夜叉という作品があったから起こったことばかりです。

そして今年、犬夜叉のアニメ放送開始から20年。
続編「半妖の夜叉姫」の制作が発表され、それに伴って様々な企画がたくさん開催されて、いまでも信じられない気持ちです。
この間ふと気付いたんですが、続編が発表されてから、「死にたい」って思うことがなくなりました。
解雇されたり、失恋したり、色々あってめちゃめちゃにメンタルやられてた数ヶ月前がうそみたい。
10月から無事にアニメも放映開始されて毎週情緒不安定になりながらも視聴したり、生配信を見たりコラボカフェに行ったり毎日満喫しています。
ほんとうにほんとうに、人生を救われました。

わたしは10代の頃、犬夜叉に連れられて世界の広さを知りました。
その広い世界に潰されそうになっていた28歳のわたしは、犬夜叉に引っ張り上げられて生きる気力を取り戻しました。
今までもこれからも、ずっとずっと大好きで大切な作品であることに間違いありません。

犬夜叉は、わたしの青春であり人生です。



この記事が参加している募集

はじめて買ったCD

読んでくださってありがとうございました。 もしサポートいただけたら、おいしいものを買って自分のご機嫌をとります。