負の感情や不満を上手に言語化できる人生でありたかった


いまだに別れた彼のことを引きずっていて、数日前に彼の誕生日があったので良い口実だと思って連絡した。
そうしたら、
「さっき同僚とリモート飲みしたんだ」
って返ってきた。

その瞬間、すごくすごく心が痛んで、いやな感情があふれてきた。

わたしとはテレビ電話もしたことなかったのに。

別れたくせになに彼女ヅラしてるの、とか言われそうだ。わたしもそう思う。
彼とは少し前まで同じ職場だったから、同僚はわたしも知っている面々。
それが余計にわたしの負の琴線に触れてしまったようで、妬みのような嫉みのような感情が止まらなくなった。

この感情を抱くことは以前からもよくあった。
サークル内の何人かで旅行に行ったとか、友達が数人で誕生会を開いたとか、後からそういうことがあったと知ると心がモヤモヤしてしまう。

たまたまその時はお声がかからなかっただけで、仲間外れにされているわけじゃない。
そんなことはわかっている。重々承知しているのだ。

だけど、どうしても、
「わたしは誘われなかった」
って思ってしまう。

でも、「わたしも誘ってよ」なんて言えないのだ。
自分にそんなことを言える価値があるのか。
言ったら最後、嫌われて終わりだ。
いつもいつも、しんどかった。


これが付き合ってる時なら彼氏に正直に不満を言えたかな、と考えたけど、
きっと言えなかったと思う。
彼氏なら尚更嫌われたくない。
めんどくさい彼女って思われたくない。

でもこの不満を1人で消化できるわけではなくて、自分の心の中におさめて溜め込んで、
最終的に他の不満といっしょくたにしてぶつけたりする。
結局めんどくさい彼女である。

こういう気持ちを上手に、後からじゃなく正しいタイミングで伝えられていたら、別れることもなかったかなあ。なんて、
後悔が止まらないのです。



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