自分のことしか考えていないジコチュー男なんか捨て置いていくべきなのだ


いまだに元彼を引きずっておりネトストもやめられないわたしですが、ひとつだけ、いまだに許せないし思い出すと悲しくなることがある。

別れて1ヶ月くらい経った後に所用で連絡を取って、近況なんかも話したのだが、わたしはちょうど会社が破産してすぐというタイミングだった。
「従業員全員解雇になったんだ〜」
と、あまり深刻にならないよう軽めのトーンで言ったわたしも悪かったのかもしれないが、

「そうだったんだ、知らなかった」

この一言で終わった。
その次には自分語りが始まったのを見て、
「あ、この人はわたしに興味がないんだな」
と思った。

別れ話をした後もすぐに立ち直ってたみたいだし(そもそも落ち込んでなさそうだったし)、この人にとってわたしは所詮その程度の存在だったんだなあと分かってしまった。

普段はあまり連絡を取らない人たちもSNSで心配してくれたり、使えそうな制度を色々教えてくれたりしたのに、いままで1年以上付き合ってたあなたは「大丈夫?」の一言もくれないんだねと、絶望して泣きたくなった。
まさかちょっとも心配してもらえないなんて思わなかった。
そこまで自分のことが大事な人だったんだと今まで気づかなかったわたし自身にもムカついた。

他人からの評価や好意を自分の生きる価値に変換するのは間違いだと知っているのだけれど、今までの生き方をそう簡単に変えられるわけもなくて、ひたすらに無価値感と戦っている。
わたしの愛を受け止めてくれる人はいない。わたしに無条件の愛をくれる人はいない。わたしは価値のない女なんだ。

そう思いつつも、こんな馬鹿な男に関わる時間は無駄だと自分に言い聞かせている。ものの、どうしてもまだ吹っ切れない。
Twitterもインスタも未だにフォローを外せない。
0.1ミリほどの可能性を期待しているわたしがいちばん馬鹿だ。


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