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Hostaroのクロマチック・カリンバ

音色がクリアでとても気に入りました。♫

竹の響板

竹が使われているのも素晴らしいと思います。竹は成長が早いので枯渇する心配が少ないし、集成材なので個体差も少ないのではないでしょうか。

チューニング

後ろが塞がっているので、下の段のチューニングは前から。

ラジオペンチで引っ張るのですが、気をつけないとキーが抜けてしまいそうです。

そこで用意したのがこちら。

平やっとこ ラジオペンチ マルチツール(ダイソー)

ラジオペンチの出っ張りをハンマーで叩いて引き出す作戦です。

3つの中で最も使いやすかったのは「平やっとこ」でした。
先端にはシリコンチューブを付けています。(ニッパーでキレイに切れました。)

マルチツールの使い道

ダイソーのマルチツールには「細いマイナスドライバー」も付いているので、抜けたキーを挿し込む際の支えとして使えそう。「ヤスリ」は爪が欠けてしまった時に良いと思います。330円。

シリコンチューブでミュート

うちの個体はG5キーとA5キーが濁りやすいのですが、どうやら半音高い音が同時に鳴って不協和音となっているようです。特定の曲でたまに気になる程度ですが、G5♯とA5♯をシリコンチューブでミュートすれば、よりクリアな響きになるのではないかと考えました。

次の比較動画を再生してみてください。
2回弾いていますが、ミュートした方は少し音がクリアになっています。

微妙な差なので、違いが判りにくいかも……。

ところで、シリコンチューブを付けたまましばらく弾いていると、たまに他のキーの延びが悪くなることがありました。仕組はよく解りませんが、チューブが悪さをしているようです。(チューブを少し動かすと、また延びるようになる。)
最高音付近の後ろにチューブを付けると、延びが悪くなることもありました。

なので、人差し指でミュートするのもいいかなと思っています。

余談

ふと思ったのですが、Hostaroの他のカリンバはキーの後ろが揃っているのに、このカリンバは凸凹しています。もしかしたらこのカリンバは元々seedsのクロマチック・カリンバに近いチューニングでキーの長さが決められていたのではないでしょうか?その後、現在のチューニングに変えたため、多くのキーが前へ移動して、後ろが凸凹になってしまったのではないかと。
そう思った理由は、キーの裏に刻印された数字です。

1 2 3 4 5 6 7 9 9 9 9 7 5 4 3 2 1

「5」の次が「7」になっているのは、「6」のチューニングが「B4♯」から「C4♯」へ下がったことで、キーの後ろがギリギリになってしまい、「7」に入れ替えたのではないかと想像しています。
「たぶんこうだったんじゃないか劇場」でした。🐥

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