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2019年8月24日 マッチングアプリ③-3 終

過去のマッチングアプリで出会った人の話、今までにないくらい見てもらっているみたいです...過去の記事は下からどうぞ

https://note.mu/ppwywy_12/n/nd8ebafc3a0c6

あの花火大会以降、相変わらずラインや電話をしたし、2回遊びに出掛けた。いつも家まで迎えに来てくれる。結構な距離があるのに、遠回りになるのに、「ドライブしよう!」って言って、来てくれる。優しすぎんか?

相手の方と3回目に出掛けたのは、また花火大会。しかも今回は、花火だけじゃなくて、私がずっと憧れていた水族館デートも。

水族館、薄暗くて、日差しが差し込んだ水面がキラキラして綺麗で、そんな空間にいいなと思ってる人と一緒にいる。私の今までの経験上こんなことなかったから、この状況、異次元すぎる。

相手は私をすぐ見失っちゃうみたいで、手を繋いで水族館歩いてくれた。人生2度目の手繋ぎ、緊張と照れと恥が混じって大変。時々強くぎゅって握ってくれる度に血液がどくどく流れていくのが分かった。相手にも触れてる部分から伝わってたかもしれない。

花火大会。唐揚げ半分こして屋台を見ながらぶらぶら歩いた。一通り歩いたので縁石に座って花火が打ち上がるまで時間を待つ。指相撲したり、日焼けチェックしたりして時間を潰す。時々ぼーっと目の前に見える観覧車を眺めていた。こうやって無言の時が流れても緊張や気まずさを感じない人、いいなぁって思っていた。

花火の打ち上がる音がした。今まで見た花火の中で一番大きくて綺麗に見えた。花火が上がっていくうちに、私の気持ちも盛り上がっちゃって、手を繋ぎたい衝動に駆られた。繋ぎたいけど恥ずかしいの葛藤。繋ぎたい気持ちが勝っちゃって、相手の腕捲りしていたシャツの裾をきゅって引っ張った。相手の方は察して、相手の懐の方へ引き寄せながら、手を繋いでくれた。

今まで体験したことのないこの時間が贅沢すぎてまだお付き合いしてないのに幸せに満ちてた。

花火見ながら手を繋いで駅へ向かった。ずっとずっと暑い暑い嘆いてたのに、熱が集中している手は離したくないな、と思った。こんなに熱気がすごいのにね。

車で家まで送ってもらい別れのとき。いつも通りお礼を言う。車から出ようとしたときに、ぎゅっと手首を掴まれ、告白された。ずっと言われたいと思ってた言葉を唐突に発せられ、処理が追い付かなかった。お願いします、しか言えなかった。非現実な出来事にキャパオーバー、部屋に着いてからもぼーっとして現実を受け止められなかった。

私、彼氏できたのか.........人生において恋人とは無縁だと諦めてたし、好きだと感じてお付き合いしたいと思ってたからすごい嬉しかった。翌日も会う予定が会ったので遊びに出掛けたが、今までとは関係性が変わって、少し恥ずかしがったけど、彼氏とデートという響きにすごい浸っていた。

相手のことを彼氏と呼ぶのがまだ恥ずかしくて慣れない。

相手とは毎日電話してるし、甘い言葉を沢山かけてくれる。毎日甘々で血糖値上がっちゃいそう。でもそんな毎日がすごい幸せ。

来週は実習の後に会いに来てくれることになったので実習を頑張ってから会いたいな。

実習頑張ろう。

おわり



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