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秋冬パールのすゝめ♪アコヤブルーパール!

クラクラとしながらまたアコヤ真珠のアイテムを制作しています。

好きなので、集めてしまうんですよね・・。

そしてやはり近年の海洋環境の悪化により生産量が激減しており価格が大幅に高騰してまいりました。。

来年になるとどうなっているのか・・私、販売用としてわざわざ買えるのでしょうか・・。

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今のうちに!!の感じでたくさんルースは持っておりますので、アコヤルースの在庫が無くなり次第制作の終了、または価格の変更を行いますとご案内しておりますが、正直言って・・来年以降はどうしたものかと悩んでおります。

昔に比べると本当に・・高い・・。

ブランドバッグとかもそうですが・・年々、年々・・高い・・。

日本が貧乏になっていっているというか・・国際的に有名で国際的に需要がある高級品って、日本人の感覚としてはどんどん高額ですよね。

アコヤだって日本人よりも今は諸外国から人気があり、日本人の需要としてはこれからもっと衰退では・・と、やはり考えてしまったり。

昔とは価値観が異なる。と言ってしまえばアコヤ真珠としてもバロックは本当に価値観を真逆に変えました。

ひとつとして同じものはないシェイプや輝きの発し方。

慣れとは恐ろしいもので、真円では物足りなく、もっと個性の強いパールを!!となって集めている方は確実に増えているかと思います。

そして【染め】も今後また価値観の変わってくるアイテムではないでしょうか。

【染め】が悪いということはないけれど、やはり調色(染色)と無調色(ナチュラルカラー)であれば無調色の方が人気があります。その原因となる価値観にはバブル前後の頃に、ピンク色が強ければ強いほど人気があり、その結果、現在から見れば行き過ぎた染色が行われるようになり、真珠の色に対する不信感を生むことになったということが背景としてあるようです。

今でも、バブル前後に真珠を買ったことがある方たちは、「ピンク色が良い真珠」と強く思い込む傾向があるようで、またやはり人気もあります。

【無調色】という言葉は「調色(染色)」の対義語であり、海から出た状態の無加工の真珠(生珠)を表すものではなく、シミ抜きなどの最低限の加工処理は施してあるものとなりますので、鑑定書では「エンハンスメント」の記述があります。

30年前までは真珠のエンハンスメントに対して一般公開はされていないものだったとお聞きしますので、ましてや今のファッションジュエリーとして身に着けて楽しむような場合にはそこまで気にせずとも・・という気がしています。

たしかに目にしたときの高揚感は違う!!と思うのですが、また経年による変化などでも安心感がありますが、実際に、やはり高価になってしまうので、バロックで探したときには染色を行った美しいものよりも、無調色で傷だらけ・ムラだらけのものの方が明らかに高額だったりすることもあります。

調色は伝統的な加工技術であり、決して悪いことではなく、適切に行うと、真珠の美しさを向上させてくれるものですが、明らかに傷やムラなどの難を隠そうとするほどの過度な染色が問題なのだと思っています。

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バロックなので、実体色・干渉色ともに揺らぎがあるので発色の仕方も本当にそれぞれ。

こちらはルースの美しさにクロースアップして撮影すると、画像では色味がかなり協調されるため、光の当たり具合でかなり左右で色味の差を感じる画像となりますが、着用に際してはそこまで気になる差ではありません。

私物制作のアイテムなのですが、このゆらぎも絶妙で、またさらに愛着の湧くパールです♪

秋冬はパール。

春もだけれどパール。

夏にはなんとなく気分が離れるんでしょうね。私が←

素敵に耳元を彩るお気に入りが見つかりましたら幸いです♪

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