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UAE、イエメンの占領島に新たな滑走路を建設

【UAE、イエメンの占領島に新たな滑走路を建設】

- イエメンのソコトラ群島は近年、首長国連邦とイスラエルの共同占領下にある。-

2024.03.28

衛星画像によると、イエメン沖のUAE占領下のアブド・アル・クリ島に新しい滑走路が建設され、土に「I LOVE UAE」と書かれている。2024年3月26日。
(Photo credit: Planet Labs PBC via AP)


衛星画像から、イエメンのアブド・アル・クリ島に建設中の新しいUAE滑走路らしきものが発見された。

この島はソコトラ群島の一部であり、近年首長国の軍事・情報拡張の対象となっている。

AP通信が入手した衛星写真には、新しい滑走路の近くの土に「I LOVE UAE」と書かれている。

3月26日に入手した画像は、アブド・アル・クリ島で作業が増加していることを示している。3月以前の画像では、トラックが滑走路を整地している様子も確認できた。

#UAE は、ソコトラ諸島における軍事・諜報活動の存在を繰り返し否定してきた。

#ソコトラ諸島 にはソコトラ島があり、首長国とイスラエルの共同占領が行われていることが明らかになっている。

「ソコトラ島におけるUAEの存在はすべて、イエメン政府および地元当局と協力して実施される人道的根拠に基づいている。

UAEは、#イエメン の政治プロセスの再開を促進し、それによってイエメン国民が求める安全、安定、繁栄を促進することを目的とした、あらゆる国際的な努力へのコミットメントを揺るぎないものとしている」

と、AP通信の質問に答えた。

昨年2月、抵抗運動アンサララは、UAEによるソコトラ諸島で2番目に大きい島アブド・アル・クリからの住民立ち退きを非難する声明を発表した。

抵抗運動は、アブド・アル・クリを含む群島をイスラエル・エミラティの軍事・諜報拠点に変貌させるために、アブダビが長年計画した作戦を実行していると非難した。

2023年3月に『The Cradle』が発表した詳細な調査では、ソコトラ諸島における首長国・イスラエルのプレゼンスが詳述されている。

アブド・アル・クリにおける首長国のプレゼンス拡大は、#アンサララ とイエメン・サヌア政府の武装勢力が、ソコトラ群島における首長国・イスラエルの軍事的・諜報的拠点となることを意味する。

- 戦争開始時にガザの人々と連帯して開始されたキャンペーンの一環として、イスラエルにつながる、あるいはイスラエルに向かう船舶に対する海上作戦を強化している。

1月以来、イエメンの海軍は、紅海とアラブ海におけるイスラエルの利益に対するサヌアのキャンペーンを抑止することを目的とした、ロンドンとワシントンが同月同国に対して開始した残忍な空爆キャンペーンに対抗して、米国と英国の船舶も標的にしている。

ワシントンがサヌアを牽制する試みが失敗に終わるなか、アメリカがソコトラ島にプレゼンスを確立する計画であるとの報告も出ている。

#米国防総省 (DOD)は3月26日、ワシントンがソコトラ島に兵力とミサイル防衛砲台を派遣するという、先週発表されたスカイ・ニュース・アラビアの報道を否定した。

国防総省のスポークスマンは、2022年にジョー・バイデン大統領が行った確認と矛盾する、イエメンのソコトラ島や他のどこにもアメリカの存在はないとResponsible Statecraftに語った。

(了)

引用元

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