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遠汐県②黒羽市の概要



黒羽市(くろはし)は遠汐県の中瀛地方に位置する市。遠汐県の県庁所在地であり、敷分地方の中枢都市としての性格も持つ。

黒羽市の位置(濃紫が黒羽市)

概要

古くから内陸部(北水、南水)の港町として栄え、重要な地点であった。槻城藩と兼淀藩の境界地点でもあり、その為戦乱に見舞われることが多かった。両藩のそれぞれの外港が置かれた以外は農村や漁村が広がる村落地帯であった。幕政時代前期に上知された以後は黒崎湊と羽田湊が一体化していき、現在の市街地の基礎がつくられていった。都市名は黒崎羽田両湊の合成地名である。帝政以後は敷分地方の各都市に抜きん出るような都市規模を持っていたわけではなかったが、政府主導の港湾の整備により黒崎港がハブ港湾としての立場を確立し、商工業の集積が進んだ。現在も敷分地方の最大都市として発展を続けている。

市名の由来

中世、槻城藩の外港の羽田湊と兼淀藩の外港の黒崎湊(黒石湊とも)が置かれていた。幕政前期に天領となり、以後時代が進むにつれ両湊は市街地が連続するようになった。明治時代以前までは両湊は別々の町だったが、地域の中枢都市の建設を掲げ、両湊の名前から1文字ずつ取り黒羽市が成立した。

地域

市域は沖積平野の中瀛平野の東部を占める。古くから港町として発展してきた黒崎、羽田からなる都心部は三方位が海に面している為、陸上交通の中心は市域の西部、下川が担っている。

東部 黒崎、羽田

黒羽市街地を黒石山から望む(手前が黒崎港、湾の奥が黒羽駅前や羽田地区)


西部 下川

黒羽下川駅

行政区

中区

中区・・・黒羽市の都心三区のうちの1つ。黒羽駅周辺や国府、一日市などのエリアを抱える。オフィス街や行政地区が多い。
人口 約33万人


黒崎区

黒崎区・・・同じく都心三区のうちの1つ。ハブ港である黒崎港を抱え、港湾設備やそれに関わる区画が占める面積が多い。

対外関係

姉妹都市

  • 羽田市(星羽南省):鳥民主連邦共和国(百希氏の著作)の都市。黒羽市中心部の羽田地区と因んで姉妹都市関係が結ばれた。



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