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算数の復習をするとき気をつけて欲しいこと

入塾後の家庭学習についてはお悩みの方も多いと思います。
入塾前の家庭学習と入塾後の家庭学習の違いについては、塾の授業とテストのカリキュラムスケジュールを無視できないという点が大きいと思います。
塾の授業とテストの関係は、うまく使えば忘却曲線にかなったもので非常に効果的です。
まずはうまく塾ありきのスケジュールになれることが必要です。

授業で取り扱ったものは、次回までに課題を提出し、次回に小テストがあります。
そして、その1ヶ月から1.5ヶ月の授業範囲でテストが行われます。
その後4ヶ月〜5ヶ月で範囲がないという実力テストがあります。
範囲がないとは言っても習ったところ全てが範囲ですので、総復習することが対策になります。
復習のタイミングが複数回ありますね。
復習はもちろん何回か繰り返し行う方が定着します。
成績が低迷してしまっているという原因は復習を十分に行なっていないことが原因となっていることが多いです。
問題を一度解いて、丸をつけてそのままになっているという子も少なくないです。
勉強の基本はできないところをできるようにするということです。
解いて、丸をつけて、直しをして初めて勉強になります。
できなければ、できるようになるまで繰り返すことが基本となります。
その回数が3回の子もいれば5回の子もいます。
よく上位層の子は5回も『回す』という話も聞こえてくることがありました。
基本に忠実で、一見よい復習方法だと思われます。

しかし、この方法には絶対的に意識しなければならないポイントがあり、このポイントが抜けてしまうと、通用しなくなることがあります。
これは、知識中心の教科では有効ですが、特に中学受験で多くの人で時間をかける『算数』ではポイントが抜けやすく厄介です。

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