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【友情結婚】2023年振り返り

2023年も残りわずかとなりました。
今年は我が家にとってかなり激動の1年でした。なんとか年の瀬はみんな元気で迎えられそうでひとまず安心しています(母子ともども風邪気味ではあるけども…)。
オンライン上のことに限れば友情結婚界隈で相互フォローしてくださっている方が増え、ちらほら交流の機会もできて嬉しい限りです。


そういえばすっかり呟き忘れていましたが、しれっと結婚2周年を迎えていました。結婚してからというものセクシュアリティ云々の悩みはほとんど感じなくなりました。特にいわゆる妊活を終えて家族が増えてからは、私自身がこの人生で経験しておきたいセクシュアリティが関わってくるような目標はすべて達成したというのが大きいかなと思います。大きなトラブルなく妊娠期間、出産を終えられたことがまず本当に良かった。


周りからの目に関しては、「夫婦」としてだけでなく「子どもの両親」として見られているなと感じる場面が増えてきました。特に、私の親からかかっていた大きな圧がやっとひとつ取り除けた感があります(ほんの一部でしょうが…笑)。夫婦としての説得力がでて「幸せそうで良かったね」と言わせただけでもこのプロセスは大成功だったといえます。
これからはより粛々と、子どもも含めた家族として関係づくりを続けていきたいなと思っています。


私は自分の両親をみていて、別にこの人たち仲がいいわけではないよな…と常々感じていました。父が寡黙すぎるのか、母がヒステリックすぎるのか、はたまた両方なのか、基本的に会話は最低限だし喧嘩腰でなければ上出来だなという程度。ふたりが世間話で笑い合っている姿は記憶にありません。
セクシュアリティは生まれ持ったものだと思いますが、私が結婚に憧れなかったのはこういう経験に基づく部分が少なからずあります。


結婚に求めるものがそれぞれ違うので最低限の関わりだけにすることはもちろん可能だし、外にパートナーがいたりする場合は本当に戸籍だけの繋がりというパターンも存在するかもしれません。私の場合は、せっかく結婚するし子どもを望むのであれば、家庭の中でもある程度は楽しく過ごしたいなと考えていました。


元々、私もカイト氏も初対面から開けっ広げなほうでしたが、それでも同居しはじめた当初からしばらく経っても敬語だったし基本的にご飯時以外は自室に籠っていました。(笑)
徐々にお互いのノリや会話の許容範囲が分かってきて、今では冗談を言い合ったり小学生みたいな下ネタでゲラゲラ笑うこともあります(お互いネタに嫌悪感はなくなんでも平気なほう)。


仲良くなれなくても結婚はできますが、同居すれば…、子どもができれば…、で関係が急に良くなることは恐らくありません。
結局、長く良好な関係を続けていくには普段からできるだけたくさん言葉を交わしてお互いの人柄と物差しを知り、いろんな感情を共有し、時に気遣いを貸し借りしあって、いざというときに相談したり擦り合わせたりがスムーズにできることが大事なんじゃないかなとこの2年で学びました。時には揉めることもありますが、トータルすると笑った日のほうがかなり多かった気がします。


さて、来年からは再就職(決まれば)、保育園スタート(決まれば)、と未定だらけですが新たなステップに進むことになりそうです。
心身とも健康第一で、毎日なにかしらクスッと、ときにゲラゲラと笑いながら過ごせるよう努力したいと思います。


そして交流の輪も引き続き広げていけたらなと。
リアルにお会いするのは難しいとしても、今はいくらでも話す手段があるいい時代ですね~。
私たちの発信が誰のなんのお役にたつかは分かりませんが、セクシャルマイノリティ同士でもこうして楽しくやってる夫婦がいます!というのは今後も細々と綴っていきたいなと思っているので、よろしくお付き合いください。


それではよいお年を!

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