見出し画像

今の自分が好きになれなくて、それでも「じぶんが好き」と言いたくて、もがいてしまうときにできること。

こんにちは、小暮貴恵です。

私は、昔からどこか自分が好きなようで、好きではなかった時期があります。「どうせ自分は選ばれる価値がない」と思いながら仕事もプライベートも過ごしていました。今でも、あ、こんな自分嫌だなと思うこともあります。よくあるご相談でもダントツで多い悩みは「自分が嫌い」ということです。

自分が嫌いな人がついやってしまうことがあります。それは、いきなり自分を好きになろうとして「嫌いな自分を否定すること」です。自分を好きになろう!と思ってしている行動が否定とリンクしてしまうのですね。実はこれ、大事なプロセスをすっ飛ばしていて、そりゃ好きになれるわけないじゃんと思います。大事なプロセスとは、自分が嫌いな自分を直視するというプロセスです。確かに、怖いので飛ばしてしまう気持ちもわかりますが、本当の意味で、自分が好きと、自分が愛おしいと思えるには、嫌いな自分があってこそなんです。私も自分のこんなところが嫌いです。

・すぐに眠くなるところ 
・人の課題に踏み込んでお世話しすぎてしまうところ
・本当は甘えたいのに頼られてしまうとその気持ちを殺してしまう自分
・お腹についている贅肉や身体つき
・体がほんの少しだけ弱くて管理が大変なところ
・気分屋でいっていることややっていることがコロコロ変わるところ
・厳しいところや感じとらなくていいことまで感じ取るところ
・本当は弱くて脆くて一人では生きていけないところ

あげたらきりがないですよね。本当はだらしなくて、ダサい自分が嫌いです。だからこそ、まずはそんな自分を見てあげることから始めました。嫌いなものは嫌いなんだから、それを好きになれるように言い聞かせるかのようにして自分を好きな風を装わなくなっていいんです。

ちゃんと自分の嫌いな自分を知ること。そして、自分が嫌いな自分を許してあげることがスタートラインです。その先に、そんな自分も素敵だよねって謎の自信が湧いてきます(笑)嫌いであることは、嫌いなままでOK!にできて初めて、自分の好きなところも見ることができます。私も嫌いのところは今もそのままです。特に変えるために頑張ってはいません。その代わりに好きなところを磨くようにしてみました。好きなこところもたくさんあります(笑)

・いつも若々しく歳を重ねるごとに綺麗になれる自分
・自分の本音に嘘なく真っ直ぐに生きられる自分
・毎日を丁寧に過ごしながらも、どんな自分も丸っと愛せること
・大好きな仕事や楽しい恋愛をしながら純粋な気持ちを大切にできること
・たくさんの人に愛されているところ
・センスや感受性などのクリエイティブなところ

こんな風に好きなところにフォーカスして、まずはこっちから磨くのです。すると不思議なことに、好きなところが磨かれるほどに嫌いなところはどんどん目立たなくなり、好きなところと融合されていくような感覚です。気づいたら、嫌いも好きも含めて自分だよねって思うようになりました。そして7年の間で、こんなに顔つきが変わっていたんです。

画像1

もはや別ではないでしょうか(笑)当時は自分のことを嫌いでいることが悪いことのような気がしてしんどかったけれど、今では嫌いな自分もちゃんとみてあげられる自信があります。自分が自分を受け入れていった分だけ、他人からも受け止めてもらえる自分になることができます。

ここまできたら、嫌いな自分に対して、楽しく努力ができるようになるので嫌いな自分がいつの間にかどこかにいってしまうものです。この最終ステップをいきなり最初にやるから、自分を好きになれないともがくのです。

今の自分が好きになれなくて、それでも「じぶんが好き」と言いたくて、もがいてしまうときにできることはたった一つです。どうか嫌いな自分と真っ直ぐに向き合って、嫌いな自分の話を聞いてあげて欲しいのです。なんでそんなに嫌いなの?って掘り下げていくうちに「嫌いの本質」が見えるようになってきます。

自分の嫌いな部分は存在してダメ!にするのではなく、自分の嫌いな部分にも「そこに居ていいよ」と言ってあげられることが「自分を大切にすることの一歩」だと思います。ゆっくりじっくり自分を観察していってくださいね。あなたの人生を応援しています。

|information|
美しく豊かな人生を歩みたいあなたへ
限定3名様スローコーチング募集中です!
あなたの幸せと成功が毎日の習慣になる内観セッションです。


いただいたサポートは、真心をこめて「コンテンツ開発費」として循環させていただきます♡