心理面

特に根拠もない投稿です。私の勉強資料の一部です。最終的には奇麗にまとめたのを投稿したいのであまり気にしないでください。

トレーダーにとってのゴールとは、自分に合うシステムを
開発すること、つまりトレーダーの感情とトレーディング技術が調和できるシステムを探すことだ。
この場合のシステムとは、いつ仕掛け、いつ手仕舞い、いつ損切り、いつ利食うのかといった事。これらのルールは、本来知的なもので、少なくとも外見的にはそう見える。しかしこのルールを使っていると、トレーダーの内面での感情のスイッチが入る。意欲的なトレーダーの多くは、トレーディングを学ぶためにこの知的なルールを追い求める。しかし、彼らの多くは実際のトレーディングにおける知的な側面はわずか20%で、心理的な側面が80%を占めていることに気がついてないひとが多過ぎる。

トレードスタイルに関係なく、おおくのトレーダーが成功できない最大の理由は、トレードとシステムが調和していないことにある。トレーディングのルールや手法と感情が連動していないのである。彼らは、これらのルールを技術的な面や知的な観点からは理解していても、心理的な面や自分自身を理解するという観点からは理解していない。
これは、現在の教育制度が生徒の感情とは関係なく作られており、心理的な面を考慮に入れた教育がなされていないからだ。
この機械的教育モデルが、トレーダーを目指す以前にトレーダーとして失敗するように決定づけている。

感情的な面からトレーディングの判断を検証することで、あなたの行動に関する深い洞察を得る手助けをしていくことにある。
あなたの周りの人に合わせようとしたり、常識に耳を傾けることをやめて自分の内なる声に耳を傾け、それと対話していくことができるようになる。また、その道のりには、自分自身を知り、自分自身を理解する水準を上げていくことがふくまれている。ちなみに、自分自身をについてはどれだけ学べるかは、自分が持っている感情の全てをどこまで深く積極的に理解しようとするかにかかっている。

トレーダーとは、いつも正しくありたいという考えを捨てて、トレーディングにかかわったほとんどの時間で小さな間違い(損失)を受け入れることを喜んで学びとった人と言ってよいだろう。

リスク管理に興味を持つ人の多くは、トレーディングにおける感情や心理といった内面ではなく、「ハウツー」という外面ばかりを重視している。そして、このことが大きな問題を引き起こすことになる。

正しく正確である事は報われる。不正確で厳密でないことは悪いだけでなく、失敗とみなされ、自尊心が大いに傷つくことになる。そこで、わたしたちは、失敗を避けようとする。間違いが公然となりそうなときはなおさらだ。
トレーディングにおいて、トレードはいつも選択を間違えるし、トレードできる銘柄は膨大である。異常値は毎日のように発生し、大口トレーダーでさえきえていっく過酷な世界である。後悔ばかりはしてられない。この問題を通して、頻繁に間違いを犯しても大成功するチャンスがあるということを学ぶのが大切なのである。

何を、どのように、どれくらいの頻度でトレードするかは、特定の金融商品に関する知識ではなく、トレーダーがどのような人間かということにかかっている。
学ぶこと、1、トレーディングの利益は数学的な期待値で決まる。
2、知識よりも自分自身について知ることのほうが重要である。

成功しているトレーダーは、仕掛ける前にどこで損切りすべきかを決めている。彼らは、損失が出たときに自分がどう感じるかを知っていて、それを容認している。
トレーダーの仕事は、トレードする株に最も適した時間枠を探し、それと自分の感情やそのときのエネルギーれ、資金額、レバレッジ、手仕舞いの条件などをうまく適合させることなのである。

十分なデータがないため、システムが良いのか運が良かっただけなのかを判断することができない。短期的には運が良かっただけかもれない。
最初はトレーディングにハラハラドキドキ感を求めていた。
さらにひどいことになる可能性もあったことを考えれば、小さく損切りしておいて良かった。今日までの結果にホッとしている。
6回のトレードのうち正しかったのはわずか一回だった。勝率は20%にも満たない。これでは正しく正確なことをしたとは言い難く、恥ずかしい。
負けトレードを素早く損切りしたことにホッとしているが、イライラもある。
利益にはなったが、理由が分からないため戸惑っている。
神に感謝したら、厳かな気分になった。トレーディングとは宗教とか宗教的な儀式に似ているかもしれない。
始めたときよりも資金は増えている。そう思うと良い気分になる。
損切りすると、もう二度と利益を上げられないような気がして怖くなる。また、自分に対してもシステムに対しても自信を失って、次のシグナルで仕掛けるのが怖い。

トレーダーはトレーディングシステムに指標を加えていくことで、損失や不確実さを感情から取り除こうとする。
テクニカル指標は不確実さからもたらされる葛藤を抑え込むために貼る絆創膏のような役割を果たしている。プロのトレーダーは不確実さを完全になくすことができないことを知っているため、それらとともに生きるすべを身につけている。

正しくなければならないという考えが、トレードを投資に変えてしまう。不本意と後悔で破綻したトレーダーの方が、まれな出来事で消えていくトレーダーよりも多いのである。
失敗を認めることは、あきらめることでも、トレーダーを辞めることでも、トレードという戦いに負けることでもない。ただ単に、ポジションが逆行するあらゆる可能性を、一トレーダーにすぎない自分などが知ることができないという事実を認め、短期間に出た小さい損失を喜んで受け入れたに過ぎない。自分が間違っていたことは分かっている。そのポジションで資金を失ったのだから。しかし、トレードし続けるためには、負けを認めて自分の気持ちと折り合いをつけなければならないのである。負けを認めることはあなたを助けることにもなるので、あなたがするのはこの事である。

負けを認めるということは、マーケットでは理解できないような様々な出来事が起こるということを知ることでもある。負けを認めるということは、明日もトレードできるということで、それはあなたにまだ資力が残っているということでもある。負けを認めるということは、いったん立ち止って自分の気持ちや感情に耳を傾けて、それを受け入れることでもある。自分の内なる声が持っている無限の知恵は、本やテレビ番組やトレーディングの講習会で見つかるものではない。しかし、ヨガのクラスや瞑想や静かな運動などをすれば見つかるかもしれない。

勝者は決してあきらめないが、トレーディングの場合はあきらめたほうがより多くの資金を残すことができる。というのも、連敗から抜け出す一番手っ取り早いやり方はトレーディングを休むということだからだ。
自分の感情を刺激しているのが何なのかを知れば、自分で自分の相談に乗ることができるようになる。それができれば、自分の感情を良いとか悪いとか決めつけなくても判断を下すことができるようになる。自分自身について教えてくれるという意味で、すべての感情は役に立つ。
その感情に耳を傾ければ、感情は敵ではなく味方になってくれる。「負けを認める」「あきらめ」という言葉をどれだけ好きになれるかだ。

手仕舞いポジションを決めずにポジションを保有することは無鉄砲な行動だと思っている。

自分に適した時間枠を選ぶ時は、自分の性格とその時間枠の選択を深く信頼していることをよく理解しておかなければならない。
自分の性格に合うトレーディングツールと戦略と時間枠を見つけなければならない。利確、損切りなどは、最も利益は大きく、損切りは少ない、または、期待値の数字がもっとも良いものでもない。自分自身が最も手がけやすい性格に合っているところである。

投資家は、ある程度の安心感がなければ、大きく売買する気分になれない。また、資本を守るためには小さい損失を出してよいという気持ちのうえで納得させておかないと行動には移せない。小さい損失を受け入れることで、トレーダーは何十年も生き残ることができる。投資家は、このことをよく覚えていてほしい。

トレーディングで大切なことが心理と感情だとすれば、トレーダーが持てる唯一のツールは自分自身を理解することである。つまり、このスキルを持っていないトレーダーは必ず失敗する。彼らの問題は、何が自分を動かしているのかが、分かっていないのに、自分とトレーディングシステムを融合させようとすることにある。
自分自身を理解するという境地は、指紋と同じくらいその人独自のもので、人から教えられたり、人のやり方を真似て到達できるものではない。

もしプロになる過程を急ぎ過ぎると、リスク管理に伴う感情面での葛藤について十分に学んでいないために破滅する事になる。

トレーディングには、人間にとって普通でない感覚が必要とされる。私たちは支持や称賛を求め、学校ではいつも良い成績を取ることを目指してきたことで、常に「正しくなければならない」という気持ちが染み込んでいる。しかし、トレーディングは学校生活とは矛盾する。一番大事なことは正しいことではなく、利益をお出すことなのだ。ほとんんどの人は正しくありたいと思う。その結果、損失を抱えても自らのミスを受け入れられず損切り出来ず破産してしまうのだ。

負け犬の言い訳
失敗トレードを再現してみよう。今日の小さい損失のうちに損切りをすべきだが、バカな人間に見えることを避けたいためそれをしないあなたは、、のちにさらに損失を増やして落胆する可能性が高い。そして、それが惰性につながり、マーケットがさらに資産を奪っていくのをあなたは気分を害しながら眺めることになる。負けポジションはいつでも手仕舞えることができたのに、それをしなかったのはあなたなのだ。それなのに、マーケットが動かなくなったとか不正操作されたとか、言い訳をする。あなたが正しいことをあえてしなかったのは、ある気持ちになることを恐れていたからだ。一応、マーケットに参加しないという選択肢もあるが、それはどのようにポジションを取ればよいのかが分からない時で、今ある資産を守らなければならないときではない。煙の臭いがしたら、大火災になるかもしれないつもりで行動すべきなのである。

「間抜けに見えることを避けたい気持ち」>「全ての資金を失う気持ち」
感情のバロメーターを作って自分の様々な気持ちに感じたい順番を付けないかぎり、プロのトレーダーのように自分の気持ちと自分の目標が合った行動をとることはできない。
トレーディングはすべて感情に支配され、感情はあなたが支配している。いつ損切りするのかを決めるのはあなたなのだ。損失は、感情的んあ面と資金的な面の両方の側面がある。しかし、損切りという行動を実行するしかないかを決めるのは、あなたの感情である。
大きな損失も。最初は小さい損失だったはずだ。負けトレードは、のど元に迫るまで待たずに、膝の高さぐらいで損切りしてほしい。

マーケットでは、売り手と買い手が、その価格ならば喜んで取引してもよいとして、出会う場所である。

損失は、相反する感情を生み出す。トレーダーは、その相反する感情と付き合って行く方法を見つけなければならないが、これは突き詰めれば豊かな気持ちと損失を出したときの惨めな気持ちの違いということになる。豊かなのにお金を失うという概念を合理的に説明するのは難しいが、
損失を小さく実行する価格を選ぶということで
買いの逆指値注文は、現在の価格よりも上に置いて、上昇して空売りポジションの損失が膨らむ事から守っている。反対に、売りの逆指値注文は、現在の価格よりも下に置いて、下落して買いポジションの損失が膨らむことから守っている。逆指値注文を置いておけば、マーケットが成り行き注文を出す間もないほど素早く動いてブレイクするようなことがあっても、資産を守ることができる。
良い逆指値注文とは、「だれかにリスクを喜んで引き受けてもらいたいところに置かれる」と言う言葉がある。この教えは、逆指値を置くというのは少ない損失を受け入れるということは全く関係がない、と言っていることが素晴らしい。この教えのポイントは、リスクを「喜んで」引き受けてもらいたいという部分にある。これは、あなたが積極的に逆指値注文を置き、あなたも次の保有者も同じように喜んでこのトレードを行うことを意味している。あなたは、最悪の場合にどれくらいの損失なら受け入れるかを常に自分で意識して決めている。そして、逆指値に達して注文が執行され、損失が出たときに、どのような気持ちになるのかも想像できる。要するに、逆指値注文を置くとこから、それが執行され、損失を受け入れるときの感情の起伏やそのときにどう感じたかまで、起こったことすべてがあなたの責任の下行われている。こうすることで、トレーダーは自信と自分でトレードをコントロールしている感覚を得ることができる。トレーディングで利益を上げるには、小さい損失を受け入れることしかないことを理解していれば、気持ち良く小さな損失を受け入れられるだろう。

偉大なトレーダーは、自分自身の考えや感情、そして学校で習ったことの全てを乗り越えて損失管理に生かす。行動するとき、みんなに従ったり一緒に並んだりしては先頭に立つことはできない。これはリーダーではなく、追随者の行動だ。しかし、トレードは一人でするもので、トレーダーは自分のトレードに関しては先生であり生徒でもある。そして、日記やきろくが教科書になる。この時点で、あなたがこれまで意味もなく信じてきたことを手放すことができるようになっていると思う。意味もなく信じてきたことは、「自分に安心をもたらすためのもの」の一部にすぎない。
損失は問題のあることやマイナスなことに見える。しかし、大切なことは、勝ちよりも負けのほうが多いことが普通のこの仕事で生き残っていくことなのである。この世界で生き残るためには「子供のころからの教え込まれてきた伝統」を打ち破り、逆指値注文、逆張りなどの賢いテクニックを取り入れていく必要がある。
トレーディングのそんしつに耐えているときは、自分の内なる声による叱責ではなく、励ましが聞こえてこなければならない。外部の人による妨害があるかもしれないが、損失はこの仕事の一部だということを理解しているあなたの内なる声と置き換えなければならない。自分を防御する殻を破って想像力を働かせ、資金的にも感情的にも自分に合う方法を見つけなければならない。
問題は、私たちの最大の敵が自分自身だということにある。私たちは目先のことしか見ていない。そこで、「あなたの人生がこれからどうなっていくのか、あなたの思っていることが絶対に正しいとどうして言い切れるのか」と問いかけてください。あなたの考えは、目の前の現実に影響されていないだろうか。あなたの行動や見方について、あなたが思っているものとは違った解釈があるとは考えられないだろうか。

聞き上手な人は、最初は納得できないことや馴染みがないと思った概念でも、集中して偏見を持たずに聞こうとする。また、変なプライドを持たない謙虚な人の方が、人の話を聞くのが上手い。そして、学んだことを用いて成功し、大金にする。

自分の考えが正しかったことに「世界中の人もいずれは気づく」と思うのはあまりに傲慢だ。株や為替の価格はマーケットが決めるもので、アナリストが判断するものでもあなたが決めるものでもない。価格は知るべきことの全てを私たちに教えてくれるという事実を受け入れ、エゴを捨てて、頭の中もマーケットも自然の流れに任せてほしい。

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