ついに全国9都市を巡るPLASMAツアーも千秋楽を迎えたということで、9回しか参戦していない新参オタクではあるが自分なりの感想や解釈や楽しみ方を詳細に記録に残しておこうと思う。有明2Daysが終わった後にも感想を残したが当然そこから曲の理解度も変わっているので改めて書くことにした。みなさんが思うPLASMAとどこか重なってたり、共感できるところがあったら嬉しいです(あ〜ちゃん風)
俺が参戦したのは有明①②広島①②宮城①埼玉①②北海道①②なのでその話だけをします。
また、可変曲についてはポリリズムとエレワのみ書く。ワンルーム・ディスコは以前書いた有明の感想を見てね。

オープニング(Plasma)

深呼吸の音から始まるオープニング、もちろんここはPerfumeが吸ったタイミングで吐き、吐いたタイミングで吸うのがルーティン。ぱふゅの吐いた息、いただきましたよぉ！(ジェラードン)
最後のハッで毎回ちょっとビックリしてたが公演数を重ねるうちにタイミングがわかってビックリしなくなった。
そしてPlasmaのイントロとともに中央の幕が降ろされ上からPerfumeが現れる。この段階でのPerfumeは天から現れた正体の分からない女神だと俺は思ってるので未知のものを見るかのように双眼鏡でひたすら観測している。アウトロのﾃﾚﾚﾝﾃﾚﾚﾚｯでようやくライブに来たのだと実感が湧いてくる。

Flow

最初にこの曲を持ってきたことにすごく意味を感じる。あの日から心は変わらないんだよなぁそうなんだよぁ俺もだよ。
この曲はかしゆかの髪の毛が見やすいので最初に双眼鏡で第一回かしゆかの髪質チェックを行う。つやっつや。Flowは途中で倍のスピードで手拍子するところがあるが、ツアーが進んでいくに連れて音が大きくなっていた気がする。俺はちょっと静かに聞きたいので6割ぐらいの力で手を叩いていた。サビはスタンド席では手を挙げてアリーナ席では手拍子していた。例外は宮城①と北海道①でアリーナ席にも関わらず手を挙げたが、この2つは特にテンションが上がっていたからだと思う。Flow flow flowing cloudsのところは体をゆらゆらとPerfumeと同じように横に動かして楽しみ、最後のFlow…のところはPerfumeと同じ手の動きをした。

ポリゴンウェイヴ

Flowが2.26のことを言っているのならポリゴンウェイヴはそのままPWのライブのことを言っていて、時系列順にPerfumeの想いをセトリに持ってきてるのではないかと思う。
ポリゴンウェイヴは基本手拍子でノる。サビで手を挙げたい気持ちもあるがここはグッと我慢。間奏で照明が赤く光ってブチ上がるところで弾け飛ぶためにそれ以外はあえて抑えていた。あとは目のところで三角形作るのを北海道から始めた。もっと早くやればよかった。

再生

PWの後、私たちは再生してこうしてツアーができていますというメッセージだと俺は受け取っている。
俺が一番好きかもしれないこの曲、良すぎる(語彙力)
あ〜ちゃんがこの曲の途中で「今日は来てくれてありがとう！最高のライブにしましょう！」みたいなこと言うのって有明では無くなかった？記憶が曖昧。あの言葉によって更に深く我々とPerfumeだけの世界に没入できて良い。
再生再生再生成のところと結局ゼンマイは巻かれたのところの振り付けは真似していた。他の部分も気分で真似していた気がするが覚えていない。それ以外のところは手拍子していた。
途中で挟まるあ〜ちゃんを助けるのちかしの寸劇は必ず双眼鏡で観測するようにしていた。かわいすぎる。
それから俺は再生のことをもう一つのR18曲と呼んでいる。振り付けの関係で結構頻繁にかしゆかのかしゆかが見えてしまうからだ。黒ッ！！
最後の再生、再生のところは再生の言葉に合わせて手拍子してPerfumeの再生を応援させていただく。(何言ってるか分からないと思う)

Drive'n The Rain

R18曲。あるいは双眼鏡で脚ばかり見るのでパドック曲(俺だけの呼称)
双眼鏡を手に入れた広島からはずっと双眼鏡を覗いている。この曲は手拍子の音が気持ち良いので双眼鏡を覗かないで手拍子している人たちにはとても感謝している。ありがとう、ごめんなさい。
足を組んだ時のあ〜ちゃんのもも裏がやばい。「君を探して」の指を口元に近づけるのっちの顔が色っぽい。かしゆかのなめらかな動きと艷やかな足と全体的にやばい。条件が揃えばこの曲でかしゆかのかしゆかが観測できてしまい、罪悪感がすごい。
最後椅子が一瞬で落ちていくが怖くないのだろうか。

ハテナビト

雨があがって暖かい太陽が顔を出しハテナビトが始まる。この流れがとても良い。ハテナビトをPerfume側は昔のアイドルっぽいPerfumeに近い曲と解釈していたのをラジオかなにかで聞いたので、ここはこの次にナチュ恋を持ってきて「アイドルのPerfume」を表すフェーズなのだと思っている。
羽ばたきながら台座を上がってくるPerfume、かわいい。かしゆかサイドの場合はここで双眼鏡を覗き第二回かしゆかの髪質チェックが行われる。動き回ったせいか第一回よりも髪の毛が乱れていて風情を感じる。日によっても乱れ具合が異なるため、お、今日は調子がいいなとか今日はいっぱい動いたんだなとか勝手に思ってる。
いやしかしハテナビトは楽しすぎる。一回目のI will I willでは手を挙げて、二回目のI will I willは手拍子のリズムが気持ち良いので手拍子をしていた。一つ一つの音が体に響いてフラフラしているうちに曲が終わってしまう。短いよー

ナチュラルに恋して

ハテナビトからのナチュラルに恋してのつなぎ、天才だった。この曲はPWの不自然なガールとの対比の意味も持ち、昔の曲も愛してくれてありがとうの意味もあると思っている。さっきも書いたがここは「アイドルのPerfume」を表すフェーズで、俺は過去のPerfumeを見ている気持ちでいる。
この曲、かわいいねえ…花道前の席を引けなかったのが悔やまれる。真ん前で見たら昇天するんだろうねきっと。
途中でポゥってするところがあると思うんだけど(伝われ)これは俺技術的な問題でできなかった。やってる人は古のオタクなのだろうか。すごいと思うしやりたかった。

TimeWarp

ここのTimeWarpはアイドルのフェーズにいたPerfumeが時間を飛び越えて今にいたろうとする大事な曲だと思っている。
v1.1になってから楽しすぎるこの曲。振り付け覚えたくてうさ耳のところまで頑張ってみた(少ない)。あとはﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃｯﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃｯの手を交互に上に上げるやつも北海道から始めた。あとはサビも含めて手拍子。埼玉でTimeWarpのサスペンダーハットおじさんのコスをした時はあのおじさんのように腕を動かしたりサスペンダーをびよんびよんしてみたが、普通に動いたほうが楽しかった。動きが地味！

∞ループ

タイムワープしようとしたPerfumeがミスって無限ループに陥っちゃったのかな？と妄想している。ここからがPLASMAの真骨頂だと思った。
お着替え曲といえども侮ることなかれ。なんならこの曲が一番気持ち良いと思うし、ちょっとでもこれをわかってくれるオタクとは仲良くなれそう。座って見る人も多いが、この曲は音と映像に合わせて体をゆらゆらと横に動かして踊るのがとても気持ち良い。3人の口元が映し出されて「はじまる」というところは合わせて口パクで言う。
そもそも俺は無限が大好きだからこういう映像も大好き。筒状の幕に映すからこそ成り立つ映像で∞ループを表現するとは…本当に大したものよ…

Spinning World

スピワもMVから∞ループと似たような世界観を持っていて、未だに抜け出せないのね…ぱふゅちゃん…という気持ちで見ている。
∞ループからそのままスピワに入るんじゃなくてからくり人形のような動きとSEから徐々に曲に入っていく演出が最高に好き。
幕は降りたままで、幕越しにしかPerfumeを見ることができないのはこの世界とは明らかに異なる世界にPerfumeがいるということを思わせる。
最初のサビ前の静寂は手拍子止めてくれ〜〜と思っちゃうがまあ仕方ないね。サビ以外は手拍子をして、サビでは好きに体を動かしている。サビは手拍子より体動かす方が気持ちよかった。特にパチンコのハンドル回すみたいな振り付けがすごく好きで毎回真似してる。フェードアウトするところの手拍子は毎回少し早めに止めてる。

アンドロイド&

ここで、お、無限ループ抜けたんやなってちょっと安心する。
この曲はあ〜ちゃんが特に楽しそうにしてる気がしてる。俺個人としてはもっと楽しめた曲だったなと少し後悔している。ダンスバトル風にこちらも踊ればそれはもう最高の気分だったろうがその実力もなく、かと言って飛び跳ねたりもせずに手拍子だけだったからノリきれていなかったと思う。これだけ楽しい振り付けなのだからのっちさんの言うように変なダンスしてもよかっただろうし、ぴょんぴょん飛び跳ねたりしてもよかったなと思った。今後もこの曲をやってくれるならもっと盛り上がりたい。
幕を垂らしてイレブンプレイさんを映す演出は驚いた。

マワルカガミ

無限ループから抜け出し、今、ここに、改めてPerfumeが来たのだと感じる。
イントロが始まったら両手を固く握りしめてPerfumeの浮上を願う(イントロはPerfumeが水中に沈んでいると思っている)。音が明るくなったら手拍子を始めて浮上をお祝いする。サビのちゃちゃんって手拍子、下手くそだけど好き。「ステージに立つの」の振り付けはもちろん真似する。1番が終わって「僕らは暗闇の」のところからはまた浮上を祈るターン。両手を握りしめる。これを続けてると本気で感情移入してきてここで少し泣きそうになる。サビが始まったらまた全力でお祝い。

Party Maker

P.T.A.のコーナーで盛り上がりは最高潮に達し、あ〜ちゃんのParty Maker〜！の叫びとともにイントロが流れ始めるこの瞬間が人生のピーク。全力で飛び跳ねて手拍子からの静止して手をかざし、眩しすぎるぐらいの白い光を感じる。メンバーがこっち見てくれた時には指ハートしたり手を振ったりしているがもうテンション上がりすぎてよく覚えてない。
普段は片手を挙げて飛び跳ねまくっているが、宮城①と北海道②は特にテンションが上がっていて両手を挙げて飛び跳ねた。
結構体にダメージがくる。双眼鏡の紐が切れたのもこれのせい。楽しい。

ポリリズム

広島①にこれが来たときにはまさか来ると思っていなかったから震えた。ジャンプはもちろん全力で、あとは飛び跳ねたり振り付けを真似てみたり色々している。ポリリズムの場合は後述のエレワより体力を使わないのでパピラは元気にできる。

エレクトロ・ワールド

可変曲ではエレワの方が好き。本来声出しのあるこの曲をあえてやってくれたのは、我々が声を出さないでも盛り上がれると信じてくれてのことだと思うと本当に嬉しくて、広島②では泣いてしまった。そして宮城①で声を出すという念願が叶ったのは感動的だった。すべてをこの曲にこめて声を出したといっても過言でないぐらい全力で声出しした。この曲は振りコピしたり手を挙げたり忙しく、テンションも上がってて自分が何してたかあまり覚えてない。この辺からなぜか顎が疲れてくる。

Puppy love

大好きな曲。可変曲がエレワの場合はここで一旦体力の限界を見る。結局アドレナリンでどうにかなるけど。
上下上上は当然全力で膝もつけつつやる。意外と周りで上下上上をやらない人もいたが、ライトなファンを取り込めてると思えば別に悪いことじゃないと思う(大ベテラン面)
最後手でPを作るところはドサクサに紛れてハートマークを作って告白する。
曲終わり辺りで本気で息切れしてる。

STAR TRAIN

AlbumMixのイントロとともに筒状の幕に無数の星が現れる。あの星は一つ一つが動くことなく呼吸するかのように大きくなったり小さくなったりを繰り返していて、俺はあの星が我々ファンを表してるのだと解釈した。ある時は大きく輝いて激しくPerfumeを応援するし、ある時は小さく輝いて自分の人生に集中するし、そういう営みを肯定してくれてるような気さえした。
そんなわけで息も絶え絶えになった俺は星に思いを馳せて棒立ちでPerfumeを見つめていた。サビでは口パクで歌った。宮城①はwow wow~のところだけ声に出して歌った。
毎回この曲を聞くとその日のライブの出来事が、開演前にお会いした人も含めて蘇ってきて多幸感に溢れながらポカンとしている。

さよならプラスティックワールド

PLASMAツアーを通して最も印象が変わった曲。まさに今回のツアーをまとめるに相応しい曲だと思うようになった。「当然だって思ってた運命が　変わる　変わる　変えるよ」この歌詞が今ツアーでのネタバレ解禁や宮城①での声出し解禁などPerfumeの挑戦を物語っているようにも思える。そして「素敵な未来で生きていたいわ」の歌詞にはとても救われた。嫌なことがあっても素敵な未来というワードを信じて生きていける。
さよならしたくない気持ちもありつつ、手拍子で歌詞を噛み締めていた。
曲中の3人の言葉も印象的だった。のっちの「みんなとの未来はきっと明るい！素敵な未来でまた会えますように！(意訳)」の甘々ボイスには特に癒やされた。あの甘々ボイス、どこで聞いても全く同じに聞こえてちょっと面白かった。
あと3人で指ハート送り合うシーン、尊い。

エンディング(Plasma)

Plasmaをオープニングとエンディングどちらでも使う演出、完璧。一つの物語がPlasmaで始まりPlasmaで終わった。
Perfumeがリフトに乗り込み帰っていく。オープニングでは未知のものを探るように双眼鏡を見ていたがもうその必要はなかった。俺はこのライブでPerfumeを知り、仲良くなれたのだ。精一杯手を振り、拍手して見送る。
最後、筒状の幕に今回のライブの振り返りが映し出される。どのシーンもみんなイキイキしてる。MARVELのオープニングのやつ(伝われ)みたいでワクワクするなとか思った。

3000字ぐらいで終わらせるつもりが気づいたらその倍ぐらいになってしまった。ほとんど自分の記憶に残すために書いたけど、ここまで読んでくれた方はかなりの物好きです。ありがとう。