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【何者かになるために】何を書くかより、何を省くか。


リサーチしていたらいろいろ見えてきた

小学生の娘が「私の担任の先生、すっごいおしゃれな家に住んでるんだよ! 今日○○くんがタブレットで検索して、先生が赤ちゃんを高い高いしてる写真を見つけたんだよ」と話すので。

どこかの会社かメディアの施工例写真に、先生のご自宅が、それもめちゃくちゃおしゃれな施工例として掲載されていると理解した。

普段、それなりに施工例取材に行っているので、うっかり先生の家に取材に行くような偶然があってもいいのに。なかった。

そこで、娘が言うキーワード「白い外観」「外観になんか木がいっぱいある(ウッドデッキかカバードポーチだと理解した)」「リビングのテレビの前のソファで先生(男)が赤ちゃんを高い高い」だけを頼りに、施工例画像を探そうと試みた。

無理だった。

サーファーズハウスの画像に娘が反応したので「カリフォルニアスタイル」「西海岸」とかも相当探したけど。無理無理。

でもちょっと勉強になった。

「エリア名 工務店」「エリア名 施工例」「エリア名 LDK」とかで検索しまくっているとGoogle上位に登場するハウスメーカーや工務店の顔ぶれがずっと同じなのだった。

さらに、しらみつぶしに施工例を見ていくという「暇人か!」みたいなことをしていたら、サイトのレイアウト、写真の雰囲気、コピーから受ける印象がいろいろで、非常に参考になる。

サイト作りはこうするべきと感じたルール



①コピーはほとんどいらないなと。

施工例の紹介文は1行でいいくらい(リンク先の詳細情報にはキャプションくらい欲しいので、扉のページの話)。
できるだけ形容詞は削ぎ落として。自分は何かを一言で表せるくらい短い単語で明瞭に書けたら、強みの輪郭が浮き彫りになるなと思った。※偉そうで申し訳ありません。

②コピーより写真を重視する方が良さそう。

外構ができていないなら、もういっそのこと載せない勇気。絵の作り込みがすごい会社と同じGoogleに並ぶと思うと、「あっ庭がまだない」「あっ家具もない」「広角の写真が一個もない」がマイナス印象にさえなる。

③印象が明確になるように、家のテイスト、写真の色合いなどある程度揃えて置くのは最低条件。あまりにアレコレ詰め込みすぎると、存在の印象さえブレていくと感じた。

もうこれは「何を省くか」「何を載せないか」「何を言わないか」の世界だなと感じたのである。

それは、家だけの話ではなく、すべてのジャンルに当てはまる考え方。削ぎ落とす。振り落とす。そして自分の輪郭がリアルになる。多分、ライターとしての働き方も同じ。

さて、じゃあ何を省くか?

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。


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