見出し画像

うしの恵 眞嶋農園/眞嶋美加さん

2023年4月21日&28日放送

 今回のお客様は、香南市野市町で美味しいフルーツトマトを栽培している「うしの恵(めぐみ)眞嶋農園」の眞嶋美加さん!

■ 眞嶋美加さん
神奈川県相模原市出身。大手銀行などで勤務し、高知出身のご主人と出会って結婚!神奈川県で暮らします。今から20年前に、家業を継ぐことになったご主人と共に高知へ移住。義父が栽培していた美味しいトマトを「うしの恵 フルーツトマト」としてブランド化し、全国から注文が入る人気商品へと育て上げてきました。


〔 番組収録風景 〕

▶ 20年前に神奈川から高知へ!

 子どもの頃は大人しくて、おっとりとか、のんびりという言葉が似合う少女だった(と言い張る😆)眞嶋さん。学校を卒業したあと、大手銀行などで勤務し、職場の同僚として出会った高知出身のご主人と結婚💗!お子さんと共に神奈川県で暮らします。

 その後、今から20年前に高知の義母が入院!酪農とトマト栽培を父親が一人でやっている姿を想像したご主人が「自分が高知に戻って家業を継ぐ」と宣言します。ご主人の思いがけない一言に、はじめは戸惑った眞嶋さんでしたが、息子さんが発した「高知で新しい友達を作ればいいんでしょ」というポジティヴな意見に勇気づけられ、家族そろって高知への移住を決意するのでした。

〔 眞嶋牧場では乳牛を飼育しています♪ 〕

▶ 義父が栽培していたトマトに感動!

 住み慣れた神奈川県から、ご主人の実家のある高知県香南市へ移住した眞嶋さん。ご主人からは「家業は手伝わなくてもいいよ」と言われていたそうですが、トマトの収穫を手伝ってみると、それが楽しくて楽しくて…。また収穫したトマトの美味しさにも感動したそうです。

 もともとは、乳牛の飼育で出る自家製堆肥を販売しようと、その検証用として義父が始めたトマト栽培だったそうですが、圃場にたっぷりと自家製堆肥を入れることで健康な土づくりができ、その土壌から美味しいトマトが獲れていました。眞嶋さんは、そんな“いいサイクル”を表現するため、そのトマトに【うしの恵 フルーツトマト】という名前を付け、ブランド化に取り掛かるのでした。

〔 うしの恵 フルーツトマトの栽培風景 〕

▶ こだわりが生んだブランドトマト!

 皆さんはフルーツトマトはどうやって作られるか御存知ですか?
フルーツトマトとはある品種を指すものではなく、一定の糖度を保つように栽培されたトマトのことで、一般的なトマト栽培の際に水やりを控え、糖度を高くしたもののことをフルーツトマトと呼んでいます。

 「うしの恵 フルーツトマト」は大玉系の桃太郎ファイトという品種のトマトを極限まで水を切って甘みとうまみをギュッと凝縮させ、糖度8度以上のものをフルーツトマトとして出荷しています。皮の硬さにもこだわり、ご年配の方にも美味しく食べていただける食感に仕上げています。

 またパッケージにもこだわりました。フルーツトマトは一般的にビニール袋に入れた状態か、もしくは贈答用として化粧箱に入れた状態で販売されていますが、眞嶋さんはその中間にあたる〔ちょっとしたお土産用〕として、牛乳パックのような牛模様のパッケージに入れて販売しています。店先でも目を惹くインパクトのあるパッケージで売り上げも上々だそうです。

〔 ほにやさんとのコラボパッケージも! 〕

 「うしの恵 フルーツトマト」は香南市内を中心に販売しています。
▶ マルナカ野市店 生産者コーナー
▶ 黒潮ホテル敷地内にある産直市場・くろしおの市

 収量が多ければ、高知市北御座のJAファーマーズマーケットとさのさとにも出しているそうです。

 香南市のふるさと納税返礼品としても選んでいただけますし、香南市観光協会のWEBショップ土佐香南まるごと旨市からも購入していただけます。美味しい「うしの恵 フルーツトマト」を是非お召し上がりください。

 またトマトジュースも作っています!
「うしの恵 フルーツトマト」を使った無添加のトマトジュースは年に2回作っているんですが、実は出来上がりが異なるそうです。

 2月に収穫したトマトで作るジュースはドロッとした濃い味で、6月穫れのトマトで作るジュースはサラッとした飲み心地になるんだとか。どちらも飲んでみたいですねー♪

〔 トマトジュースもチェックしてみてください! 〕

▶ 青パパイヤも栽培しています!

 酪農とトマト栽培の2本立てでやってきた眞嶋牧場/眞嶋農園ですが、今から5年ほど前から青パパイヤの栽培も行っています。

 青パパイヤは別名「野菜パパイヤ」とも呼ばれるもので、熟す前の青い実を調理して食べます。生活習慣病やダイエットに良い効能があるなど、すぐれた美容・健康効果を持つことから近年注目度がアップしている野菜です。

 青パパイヤの食べ方としては…
▶ 千切りにした青パパイヤを水にさらしたあと「サラダ」にしたり
▶ ハヤトウリ(高知ではチャーテ)のように「炒めもの」にしたり
▶ 薄く切ったあと「漬物」にしたりするそうですが、
眞嶋さんがオススメするのは、なんと「おでん」!?皮を剥いてダイコンのように切り、おでんの具としてお鍋に入れるだけ!出汁をよく吸って美味しくなるそうですよ。一度食べてみたいですね!

〔 これが眞嶋農園の青パパイヤ! 〕

 美味しくて健康効果もあるこの青パパイヤが、日本テレビ系の人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』で紹介されました。廃棄されたり不要になった食材を譲ってもらい、美味しい料理に変身させるコーナー「0円食堂」の企画で昨年、SixTONESの森本慎太郎さんが眞嶋農園を訪れたんだとか。

 狙いはトマトだったようですが、あいにく季節外れでトマトは無く、牛乳もその日の分を送り出した後だったのでそれも無い状態でした…。
さあ、どうしよう?となったのですが、たまたま地面に落ちていた青パパイヤを森本さんが発見!他の食材と合わせて「スコッチエッグ」へと変身したそうです。

 その模様は「0円食堂」のホームページで紹介されています。
気になる方は是非ご覧ください。

▶ 今後の夢は?

 眞嶋さんが高知へ移住して20年。子どもの頃は大人しかったという少女は今ではアクティヴでバイタリティ溢れる女性へと成長しました!

 今から17年前には、友人5人で毎週末、高知から香川まで通って【野菜ソムリエ】の資格を取得!県内・県外の【野菜ソムリエ】との繋がりから「うしの恵 フルーツトマト」が広く知られることとなり、県外からの注文が増えました。

 ほかにも【高知県 農村女性リーダー】(令和4年度会長)、【JA高知県 女性部】(令和元~4年役員)、【酪農 女性部】(会計)などの任に就いたほか、2017年に開催された『全国農業担い手サミット in こうち』にはパネラーとして参加!現在の天皇陛下と皇后・雅子様(当時は皇太子ご夫妻)に拝謁し、言葉を交わす機会もあったそうです。

 眞嶋さんの信条は …「断る理由を探さない!」
周囲から信頼される仕事ぶりから大役を頼まれ、それを断らずに全うするので、それが更に大きな信頼へと変わっていくんですね。素晴らしいです!!


 最後に眞嶋さんの今後の夢や目標を伺いました。

■ 還暦までに息子に経営を任せてお手伝いに回り、ゆっくりと過ごしたい!

 これまで全力で走り続けてきた眞嶋さんだからこその夢ですよね。
「主人や友だちと旅行に出かけたり、好きなことに時間を使いたい。ヨガ教室もいいな♪」とのことでした。

 とは言え、まだしばらくは走り続け、周囲の期待に応えていってくれそうな眞嶋さん。神奈川県のご出身ではありますが、今では押しも押されぬ“土佐のはちきん”ですよね!

〔 トマトの赤は 情熱の赤! 〕

【 放送プレイバック 】📻✨
★ 4月21日(金)放送 ⇒ コチラ から!
★ 4月28日(金)放送 ⇒ 
コチラ から!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?