では「スリング」では良いのか?

エルゴの開排固定&反り身助長は、多くの弊害を見受けられる事から、うちの治療院では「エルゴ禁止」として扱っています。

では「スリング」ならいいんですか?とも質問されます。

確かに汎用性が高いといえますが・・・うちの子にはしません。

まず、確かに反り身になりづらいですが、三日月型固定なので、その方向での歪みモーメントがあります。

確かに在胎記憶説も手伝って、赤ちゃんは丸くした方が落ち着きやすい。

ですが、前回も記載しましたが、「そのまま大人しくしている方が厄介」なのです。

大人の都合で大人しくしてるほうが、歪みを作ります。固定されますのですね。



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しかも最近知ったのですが、丸くして、スリング内で完全固定・・・これみて驚きました。

確かに大人しいでしょう。

安心しているように安定するでしょう・・・

ですが、数年前にCMも出していた、アップリカの「酸素飽和度」へのキャッチ・・・

赤ちゃんは、呼吸機能が不全ですので・・・私は自分の子供にはしませんね、恐ろしくて。

赤ちゃんの発達は常に「観察」がつきものですが、その中で「大人しい」ということは、その分「何故大人しいか」と同時に「その状態での解剖・生理学的にどのような影響を与えるか?」がつきまといます。



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では、私のウチの場合はどうしているか?

最後の写真ですが、コンビの4WAYタイプを使用しています。

成長後のおんぶモードでも、股ぐり調整できるので、大分理想に近いかな?と判断してつかっています。


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