大体の物事の原因は乾燥だ。

必要なのは潤い。
潤いとはすなわち、満たすこと。
髪も肌も、人も自分も。満たされないから暴れるのだよ。
しっかり満たしてあげれば大人しくなって、いい子になる。
満たした上で暴れるのは、それこそが個性だよ。


アラサーよろしくいたるところにエイジングサインが現れております。
髪も顔も体も乾燥。体全体が静電気を纏って、ドアを開けるにも服を脱ぐにもバチバチと電気が走る。
しかしながらこれらはゆっくりと私を侵略しているから、きっかけがないと気づけないものだ。美容師に指摘されるまで髪が乾燥しているなんて思ってもいなかった残念な女子力。女子っていうのもおこがましいけれど。

長年オイリーだと思っていた私の肌は、インナードライという現象により「乾燥しているのに脂っぽい」という摩訶不思議な状態になっていると知った。
なんだこれは。社交性がなさすぎて逆に超社交的ぶってしまう私の内面と同じではないか。受け入れてさえしまえば、ツンデレがすぎるだろと、それすら可愛く見えてしまう不思議。

何事も、まずは満たすこと。
自分を満たして、目の前の誰かを満たしてあげること。
以前どこかで人を水の入ったコップにたとえた話を聞いたことがある。
まずは自分を満たすこと。そして、もし可能であれば自分の水をほかの人に分けることができるといいね。みたいな内容だった気がする。
今更思い出して、なるほど納得している。


最近記事が短いのは、「長く書くことにこだわる必要はないのではないか」と考え始めたから。
果汁数%のジュースではなく、濃縮して還元していない状態のドロドロの原液みたいな文章が書きたいなぁなんて、思ったり思わなかったりしています。
サラっと飲みやすいアメリカンと、濃く苦いエスプレッソ。意図的に使い分けることができれば物書きとして1レベルupしたことになる気がする。
今のところ私は、使い分けるどころか手が勝手に書いています。

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