2日目は、朝ザックさんもホテルを移動、合流して、グラブで郊外へ。

　道はバイクが多いが、だんだん人の数も減り、本来の、従来のタイの日常があらわれ、垣間見えだす。

　都心よりキレイな街は清潔感があり、塀に囲まれた家が立ち並ぶエリアにはいると、ほどなくタムくんの家に着く。

　zoomではやりとりをしていたけれど、直接ははじめまして。

　美術館味のある建物で、とても好きだ。
　ザックさんは原田郁子さんや青葉市子ちゃんとのレコーディングで、この家にきたことがあったという。

　奥さま（veeちゃん）もはじめましてをする。

　少し中庭の大きな樹のならぶなかでゆっくりしていると、デザイン担当のペッドさんとパートナーさんも到着。

　近くのオススメのタイ料理屋さんに連れていってくれる。
　ここもとても清潔な感じで、店員さんたちはみんな給食の人がかぶるメッシュの緑の帽子みたいなのをしてて、かわいらしい。

　ご飯もさりげなく品があり、近所の大衆食堂だけれど、どれも美味しい。

　このお店は昔は川に浮かぶ舟で、水上に住む人たちの所に届けて回っていたという。
　水上生活の暮らしぶりは大変なこともあっただろうけれど、どこか優雅な時代を感じる。

　今は水上で食べる所は、１箇所にまとめられて、みんなが食べに行くフードコートみたいな感じになってしまったそうだ。