<経営の話 いろんな問題に対して>

<経営の話 056>
承前)10月から消費税が10%になるかもしれない。
まだまだ阻止できる可能性があるから「かもしれない」とあえて書きました。
消費税の増税は大反対です。
むしろ減税しろよって!
田中屋は駄菓子ではない煎餅を目指しています。
たかが煎餅とはいえ、我々庶民が小さな小さな幸せを感じられるものでありたいと思っています。
その幸せな時間が減る(減らされる)のは個人の能力とか努力ではありません。
そして、余裕なくギリギリで踏ん張ってる零細店舗は増税後、じゃんじゃん廃業に追い込まれていく気がします。
これらは社会の問題だし、政治の問題だと思っています。

そして大切なのは150年先もみそせんべいが焼き続けられるような社会であること。
原材料を確保する農業の問題、それを支える環境の問題、資源の問題、職人というか人間の身体的技術、技量の問題、パラダイムの問題、戦争と平和の問題。
田舎の零細煎餅屋があれこれしてどうなることでもないかもしれませんが、
私なりに行動、発信していきたいと思っています。
商品を置いておけば売れる時代は終わり、需要より供給が圧倒的に増えてしまいました。
モノの魅力はもちろんですが、モノを通じて表現される思想に応援してもらえる要素を加えて行くことも大事かと。
煎餅屋はただ黙って最高なものを作ってろ!ってそれだけをやってたら未来はありません。
私が作ってるのは煎餅だけど、未来でもあります。

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