<和菓子の話 記録と記憶に残る本和菓衆>

<和菓子の話 005>
承前)2013年10月。第1回目の記念すべき本和菓衆、
我々9人に与えられたスペースは日本橋三越の地下一階銀座線口という最高のスペース。
人通りも多く、三越でも最も目立つ場所の一つ。
ただ、ただ、ただ、、、9社で360cmしかなかったんですけどね。
1社あたりのフェイスが40cmという超絶の狭さ。

そんなことはもろともせず、着物に身を包んだ若旦那たちが
自分たちの作ったお菓子を自分たちの手で顔で言葉で
お客さんひとりひとりに声をかけて売る。
そして、みんなが他社の商品も把握しバッチリ説明できる。
これが良かった。
兎にも角にも、お客さんがめちゃくちゃ喜んでくれた。
な、な、なんと、予算の倍近く、その売り場の1日の売上最高記録と一週間の最高記録を塗り替えてしまったのです。
※9社で割ると大したことない(涙)

そして後日、三越さんからはメンバー全員に感謝状と焼酎が届くというサプライズまで頂いたのでした。

和菓子で人は集まらない、売上取れないという百貨店の常識を打ち破った瞬間でした。

今では本和菓衆にワカタク、松屋バレンタイン、私が出てるだけでもこれだけありますし、
それ以外でも様々な和菓子のイベントがいろいろな百貨店、その他でも開催され人気を集めるようになってきました。

その先駆けである本和菓衆。
今年で丸5年、6回目の開催です。

この6回、一度も同じ場所で同じことをしたことがなかったんです。
毎回毎回、新しいチャレンジをして変わり続けてきました。

今年は銀座三越で売り場面積が広がって(広いとこで1社300cm)イートインコーナーも併設。
一週間限定のほんわかぜんざいを提供します。
夜は放課後イートインの特別企画も!
大人気小説、和菓子のアンの続編「アンと青春」の文庫化記念で「みつ屋」も再び。

過去最高に盛り上がることは間違いナシ。
ぜひぜひ、11/7~13 銀座三越B2にお立ち寄りくださいませ。

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