<経営の話 ルールにセンスを心に花を>

<経営の話 050>
〇〇はなしって連続でタイトルつけようと思ってたのに
早速ルーティンできないことを証明したイチローと同学年の私です。
イチローは引退したけど、私はまだまだこれから始まったばかりや!

前回、原価計算しないって書いた。じ・つ・は
マニュアルの類、ルールもほとんどありません。

作業手順はあるけど、都度都度アップデートされるので
あんまり明文化されてはいません。メモ程度

ルールは何かミスがあると、その行為自体を禁止にするのが一番嫌い。
完全なる思考停止。
誰でもできるけど、誰もまともに運用できない。
もしくはその対策のためにどんどんルールが増えてって
逆に分かりづらくなってミスが起こるってのも嫌い。

それでも会社や組織って気を抜くとルールが増えてしまうもの。
時々、再起動してルールの見直しが必要だと思ってます。
よりシンプルに流れがスムーズになる方法はないかとか
逆に信号機をつけて注意を促したり、あえて流れをいったん止めさせることも考える。

サッカーはボールを手で扱っちゃいけない。ルールがあることで面白くなる。
オフサイドもそう。運用は難しいけどこのルールがなかったら、試合が面白くなくなってしまう。
ラグビーはボールを前にパスしちゃいけない。明確で素晴らしく知性的なルール。
バスケットボールではボールを持って3歩以上動いてはいけない。
ドリブルを一度やめてからもう一度やったらダブルドリブルという反則。
こういう縛りがあるからゲームとして工夫しがいがあって、技術や戦術に進歩が生まれる。
3ポイントシュートなんか最高。身長が低くても勝てるチャンスが広がるエキサイティングなルール!
こういうのが私の考える理想のルール。
ダメなことしたからルールを作って禁止して罰を与える。
そんなルールが増えれば増えるほど楽しくなくなる。
ルールづくりにこそセンスと知恵、遊び心が必要だと思います。

催事の際、呼び込みのいらっしゃいませ〜
〇〇いかがですか〜
は禁止にしています。
そういう言葉にお客さんは反応しないからです。
販売員各自が反応してもらえる言葉を探さないといけません。
工夫を増やすために思考停止ワードは禁止しています。

会社としてやらないことはハッキリしています。
・営業活動はしません。
・利益のために製造の手を抜くことはしません。
・人気取りの流行り商品は作りません。
・チャレンジはしますが、無理はなるべくしません。
・これまでヤラナイナイヅクシで書いてきたことしません。

しないことを決めた後、そこから生まれてくる工夫は楽しいです。
一緒に面白くなるお店のルール考えませんか〜?


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