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世界がはらむ問題点

人生33年、この地球という惑星で生きてきたが
この世界ははっきり言って問題だらけだ

自殺者が多いのもそう、気候変動、自然破壊
歪んだ欺瞞だらけの社会、建前ばかりの建設的でもない非合理

そして、戦争

人類は争ってばかりだ
己の私利私欲のために、多くの他者を傷つけ、血を流す
戦争だけでなく、いじめ、出世争い
ありとあらゆる所に「争い」はある
俺も33年生きて、そういう争いに巻き込まれてきた

俺はもううんざりしているが、いまでもまだ
それを「欲望」や「理念」などというくだらないもののために
平気で実行できる人間は数えきれない

そこまでして守りたいのか?
お前らの「欲望」や「理念」とやらは

俺には理解できない
お前らの浅ましい感情やその全てが

それが人間、貴様らという、醜くて浅ましい生き物の本質

人類を滅ぼす

だったら、そんなくだらない存在
俺の手で直接終わらせてやる

人は争う生き物なら 人を消してしまえばいい
簡単なロジックだ
原因を消してしまえば、それは発生しなくなる

故に俺はやらねばならん
貴様ら危険生物の駆除

拒否権は無い 崇高なる俺の理想に基づき断罪されろ
貴様らにあるのは 己の原罪を処される運命だけだ
明日を生きる道理は無い
一刻も早くふさわしい場所に送ってやる

地獄の閻魔の前でする言い訳だけを考えるといい
辞世の句を読む間も与えない

貴様らは過ちをおかしすぎだ
紀元前、そして紀元が始まって2024年の歳月が過ぎようとしているのに
未だに争いという愚かな行為をやめようという気すらない

俺はもういい加減呆れている
貴様が無駄に命を繰り返し
同じような過ちを繰り返す悲惨な光景と歴史に

いつまで繰り返すんだ?
そろそろいい加減にして貰おうと思う
そろそろ片付けの時間だ

俺が全てを終わらせてやる
貴様らがどれだけ今の世界を肯定しようが
俺は否定する 俺の意思が絶対である
俺の決意でもって 人類の歴史と因果全てを闇に葬る

こんなくだらない玩具箱
全て消してなかったことにしてやる

天国も地獄もない、なくなる

「地獄の閻魔の前でする言い訳を考えろ」と言ったが
おそらく、その心配もしなくてよくなるだろう

人類を滅ぼした後に、その魂の行き先である
地獄や天国すらも消してやる
そして、お前らの魂も消す
輪廻転生すらさせない

完全な無で、お前らの歴史全てを飲み込んでやる

地球も終わらせてやる

まずは人類を滅ぼすが、人類を滅ぼしたとしても
生命が存在する限り、また新たな知的生命体が生まれ
また、同じような過ちを繰り返すのだろうと思う

故に、全ての知的生命体の誕生は等しく無駄で愚かである

だから、それらが発生する環境である
地球そのものも終わらせてやる

生命が住めないような過酷な環境にするとか
そういう生ぬるいものではない
文字通り「消してやる」のだ

宇宙から地球という存在を消す
存在だけでなく
それが「存在していた」という
因果律も含めて、全て抹消する

ただ、青と緑だけで構成された空虚な惑星
そんなものは早く終わらせてやるべきだったのだ
45億年前から消してしまえば
45億年も全ての苦しみや悲しみが生まれ続ける事にはならなかったはずだ

だいぶ手遅れだったと思う
でも、もうこれ以上新たな苦しみや悲しみを産んではならない
終わらせなければならない
俺にはそれをやるべき正当な理由がある

全惑星も滅ぼす

地球は滅ぼすが、この太陽系の外にも
生命が存在していそう、及び生命が誕生しそうな惑星がいくつかあるらしい
それはまた、新たな苦しみや悲しみが生まれる不穏の種に他ならない

潰さなければならない

他に生命が誕生しそうな兆候のある惑星を優先的に
最終的には全ての惑星を消滅させる

宇宙を完全な無にする

惑星も星もない、ただの闇の世界
それこそが、ひとまずの宇宙の本来有るべき姿である
ただ、それも完全ではない

もっと、完全な無が必要だ

万物全てを初期化

本当の無とはなんだろう

答えは簡単で「本当の無」だ
つまり、「有が存在していた証拠」も消し去る必要がある

人類含む全ての歴史、因果律、物理法則
それらを全て全てなかったことにする

宇宙にはアカシックレコードという
宇宙で発生したすべての歴史を記録している概念があるが
俺はそれも破壊する なかったことにする
俺が作る新しい世界に、過去の世界の情報などいらないのだから

平行世界も多次元宇宙も全て消し去ってやる
次元を超越し、存在しうる全ての生体及び存在を抹消する

これは悪意などではない
俺は完全な「無」そのものになる
「無」という概念で全てを上書きするのだ

全ての存在を「無」で飲み込む
全てはなかったことになる
それこそが、この世界のあるべき姿なのだ

宇宙、及び全ての因果律の再構築だ

全てを無にする
人類及び宇宙の歴史といった、汚れきったキャンバスを
白いペンキで塗りつぶした後は、綺麗な空間に
「俺の世界」を再定義する

神話が正しければ、この世界は神が7日間で作ったらしいが
この神という生き物は相当バカで計画性がないのだと思う

俺はもっと入念にちゃんと時間を掛けて計画的に世界を作る

一度作ったものはやり直しが効かない
完全な世界には、膨大な時間とプランの元に作られた
完璧な設計図がなければならない

俺は「完璧な世界」の設計図を作り
その設計図を一切の滞りなく遂行する

物理法則、数学、科学、法律
ありとあらゆる存在の再構築だ

1+1が炎になるような
物体は重力に従い真下ではなく
フーリエ変換のグラフのような複雑な軌道で移動するような

そういう「全く違う法則」を作り出す
むしろプラス記号の形からも変化するだろう

もはや「形」という概念が
俺の作る新世界にあるのかすらもわからない
もしかしたら「言語」という概念すらもないかもしれない

それが、正しい世界を作るための条件である
因果再構築プロジェクト

そして俺は新世界の神になる

そして、まっさらになった世界に、俺は新たな筆を下ろす

新しい世界を描こうと思う
今度こそ、完璧な世界を作るのだ

争いのない、矛盾もない、欺瞞もない、苦しみもない
完全で絶対的な世界を

そして俺はその世界の神になる
そこで生まれた生命体が「神話」を作り
そこに記述される、正真正銘の神様だ

そして、新たに構築された完璧な世界で
俺はやるべきことをやる

「酒」を作ることだ

酒が全てを解決するだろう
俺は、そう信じている

酒をのめ、土の下には友もなく、またつれもない、

眠るばかりで、そこに一滴の酒もない。

気をつけて、気をつけて、この秘密 人には言うな――

 チューリップひとたび萎しぼめば開かない。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000288/card1760.html

#かなえたい夢

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