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昭和おじさんにも深く刺さるNewJeansの魅力とは?!!!

こんにちは。

さて、みなさんは年末の音楽番組はご覧になりましたか?特に有名なものは12月30日夜の「第65回輝く日本レコード大賞」と大晦日の「NHK紅白歌合戦」ですよね。

その2つの番組両方に出演していたのが「NewJeans」というK-POPのガールズグループです。NewJeansは、デビューしたのが2022年8月で、まだ2年少ししか経っていない新しいグループです。

「日本レコード大賞」では、NewJeansの楽曲「Ditto」「最優秀作品賞」を受賞しました。さらに、その年注目された作品に贈られる「特別賞」も受賞しています。
実は同じK-POPでは「ENHYPEN」も「特別国際音楽賞」を受賞しています。K-POP勢は強いですね。

次に「NHK紅白歌合戦」NewJeans「特別企画」として午後9時台に登場しました。まだ日本で正式デビューしていない海外のグループが紅白に出演するのは異例だということです。

そんな年末の大型番組で何度もNewJeansをご覧になって興味をもたれた「昭和おじさん」も結構いるのではないでしょうか。

私もその一人です。

私がまず感じたのは、NewJeansが唄う「Ditto」という楽曲が素晴らしく、曲のクオリティがすごく高いということです。

「Ditto」自体は運転中に何度もFMから流れてきているため、そのメロディラインの美しさとスローでアンニュイなR&Bポップのサウンドで癒されていました。最初はアメリカのR&Dグループの曲と思ってました。

実際のNewJeans映像をきちんと見たのは今回が初めてでした。そんな神曲「Ditto」を全員10代というNewJeansが振り付け入れながらパフォーマンスした瞬間、見事に刺さりました。メンバーが全員可愛く、キラキラしているNewJeansR&Bポップでアンニュイな「Ditto」の楽曲がミスマッチというか、逆にうまく神マッチしているのです。
はっきり言ってめちゃくちゃ衝撃を受けました。

ダンスも全員が全て同じ振り付けで合わせるというよりは、10代の女の子がただ普通に楽しそうに踊っている(そうは言ってもダンスはキレキレです。)というスタイルで、今までのアイドルグループとは全く違う印象を受けます。

その後、1月7日に同じくNHKで放送された「NHKスペシャル世界に響く 日韓POPS新時代」というドキュメンタリー番組で、YOASOBIと合わせてNewJeansが特集されていました。

その中で、このNewJeans世に売り出したレーベルADORの社長、ミン・ヒジンさんのインタビューやNewJeansの他のアイドルとは違うユニークな魅力を解説していました。

まず、ミン・ヒジンさんが最初に考えたNewJeansのコンセプト
「音楽は日常とても近接している文化であり毎日来る服、すなわちジーンズのよう。
ジーンズは時代を問わずに老若男女に愛される。NewJeansにはジーンズのように時代のアイコンになることとNew Genes(遺伝子)になるということがこめられている。」ということだそうです。

また、別のインタビューではこうも語っています。
「これまでヒットならこうあるべきだ、という幾らかの公式化されたK-POPスタイルの暗黙的な強要を感じてきました。当然視されていたその公式を打ち破りたいという一種の反抗がありました。」

また、彼女は今までのK-POPの公式から異なる方法として、ファンとの親密さを挙げています。
NewJeansはこうした「親しみやすさ」を見せるために、グループではあえてセンターをおかずに、5人それぞれが順番に歌っているとのことです。

また、グループでダンスを統一させるのではなく、各自が自分の魅力を出しながらバラバラなパフォーマンスを見せることも他のアイドルグループとは少し違う方向性にしているようです。

NewJeansマーケティング方法も、彼女たちの自然な姿を追ったMVファンとコミュニケーションができるSNSを中心にしており、楽曲とともに、よりNewJeansらしさを発信しているようです。

そして、先ほども話した彼女たちが唄う楽曲自体は、今までのK-POPのようなキレキレの曲ではなく、どちらかというと、「1990年代から2000年代のR&Bハウスミュージックのようなイージーリスニング」として、「昭和おじさん」でも好きになれるクオリティの高い楽曲です。

私もアイドルソングは嫌いではないですが、日常そんなに聞くことはありません。でも、このNewJeansの楽曲はとても聴きやすくて、playlistとして毎日でも聴ける「心地よさ」をもっていいます。

そんなNewJeans、はまだ2年ちょっとの活動期間ですが、既に数々の業績を打ち立て、ブレークしています。

その中で、私が一番驚いたのは、2023年8月に2作目アルバム「Get Up」が全米ビルボードのアルバムチャート初登場で1位になったことです。
すごいですよね。アジアのみならずアメリカのチャートで1位になったというのは、想像を超えた快挙かと思います。

ちなみに、K-POPの楽曲は既にアメリカでは受け入れられていて、2022年10月に同じガールズグループのBLACK PINKも1位をとっていて、NewJeansがK-POPガールズでは2組目だそうです。K-POPでは、グローバルにブレイクしたBTSがアルバムだけでなく、HOT100(楽曲)でも何度も1位をとっています。

そんなNewJeansですから、同じく8月に行われた日本のサマーソニックではマリンスタジアムガ満員御礼になるはずですよね!私も年末年始にひと通りNewJeansのEPアルバムやシングルをiTunesから購入して聴いてみました。

Ditto以外でも、OMG, ETA, NewJeans, Hype Boyなど、ほぼ全ての曲が聴きやすく素晴らしかったです。しかもクラブでかけられてもおかしくないくらいのハイセンスなビートとメロディで、とてもアダルトな雰囲気の曲が多いです。

こんな素敵な曲を作っている人は誰だろうと、Dittoの制作陣を調べてみると、
プロデュース:250(イオゴン)韓国
メロディー : Yiva Dimberg(イルヴァ・ディンバーグ)スウェーデン
リリック:Hyu-il Chu(チョ・ヒュイル)、ミンジ(NewJeans)の名前が挙がっています。
また、それ以外のOMGなどでは、プロデューサーにパク・ジンス、作曲に英ロンドンの作曲家デヴィッド・ダウッドが担当しています。

このように、NewJeansの楽曲の制作陣は、音楽シーンのトレンド最先端をいっているような、グローバルな人達が担当しているようです。これもNewJeansをプロデュースしているミン・ヒジンさんのセンスと力なのでしょう。

最後に、こんなにすごい楽曲を軽々とダンスしながらパフォーマンスするNewJeansのメンバーについてお話しします。

メンバーは全部で5人、そのうち3人が韓国出身2人はオーストラリアやベトナムで、韓国とのハーフだそうです。5人ともにグローバルに活躍していることから韓国語以外に英語、日本語もできるようですよ。

K-POPのグローバルで活動する人達は、皆、語学が堪能ですごいですよね。そんなNewJeansのメンバーを紹介しておきます。(年齢は執筆時点)

ミンジ 19歳 最年長、すらっとした美形
ハニ 19歳 素敵な笑顔、見ているととても明るい気分にさせてくれる
ダニエル 18歳 オーストラリア出身ということもあり欧米系の美形
ヘリン 17歳 猫目が特徴的、日本で一番人気があるそう
ヘイン 15歳 メンバー最年少、背が高くスタイル良く歌もうまいと評判

YouTubeにある公式アカウントから1.1億回視聴されているDittoのMVのリンクを貼っておきます。是非ご覧になってください。

本当にすごいグループが出てきました。NewJeansの今後の活動が楽しみです。
昭和おじさんの楽しみが一つ増えましたね!w

それでは。

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