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無事回復しました。(胆管炎からの復帰)

以前、 ブログに書いた 「胆嚢が腫れてしまい胆管がつまってしまい、胆管に ステントを入れる 内視鏡手術をした先輩の話」を書いたのですが、↓


この先輩、 もし胆嚢が腫れた原因が癌であれば、 ステントを入れたぐらいで 回復するワケもなく、
胆嚢や肝臓を切除する手術をしないといけなかったのですが、

結局、胆管ステントを 入れて 無理やり胆管を広げて流れを良くし、 その状態で様子を見ていると、 「なぜか? 」胆嚢の腫れが引いて回復する(胆管が元に戻る)ことができました。
(胆管ステントの内視鏡手術の際に取った細胞を検査した結果、癌ではなかった) [癌だったら、細胞が異常増殖するので胆管ステントしても回復しない]

入院した国立病院の医師達にも「 よかったね~。なんでかわからないけど治ったね♪
この症例は非常に珍しいから経過を観察させてね」
と、言われたそうです。
( 胆管ステントで 体液の循環を良くしても ここまで腫れが引き胆管が元の状態に戻るというのは非常に珍しいそうです)

「ただし、不摂生で内臓脂肪も多いので今後も経過には要注意。体が回復してきたら今後は運動習慣もつけていこうね」
と、いわれたそうです。

とりあえず、無事で良かった。

ちなみに今回助かったのは、 発見が早かったから胆管ステントでなんとかなった。ということでもあります。

この胆嚢が腫れて、胆管が塞がってしまい機能しなくなるという症状は非常に珍しい症例であり、
初期症状を見逃しやすいそうです。

初期症状(横っ腹が地味に痛い)そうで、 胆嚢が機能しなくなると (白っぽいクリーム色の便が出る)そうです。
先輩はこの段階で、 たまたま家族ぐるみで仲の良かった消化器科の医師が 細かく診断してくれた結果、早期発見する事ができたので 施設が整った大学病院で 早い段階で治療を受けることができたので助かったのです。

ちなみに、この消化器科の先生も「[かなり珍しい症例]だから、のちのちの治療に生かしたいので、国立病院を退院したらウチの病院でも検査させて」といわれたそうです

医療の進歩のおかげで今回先輩が助かった。 みたいな話ですし、 「健康診断って大事だな」 ということを思いました。


先輩のその後の後日談の話はコチラ↓


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