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THE BRIDGE編集長平野さんからスタートアップPRのイロハを学んで実践~勝手に広報塾#2レポ~

こんにちは!#勝手に広報塾 運営メンバーのおかりんこと、岡田です。
最近は #キングダム にドハマリしています。読んだことがない方は、まず16巻まで読んで、読み進めるかを決めてみてください!(現在54巻まで発売中)

4月17日、株式会社ismで開催されました、第2回目 #勝手に広報塾 のレポートをお送りします!
なんと、ゲストとして、THE BRIDGE編集長・平野さんが参加してくださいました。
(THEBRIDGEのライターでもあるism代表・鈴木さんの師匠が平野さん。平野さんからの有難いお言葉は記事の最後にまとめています)
(※)「起業家と投資家を繋ぐ」テクノロジー&スタートアップ関連の話題をお届けするブログメディア

ecbo cloakさんの課題に対し、6グループで広報企画をアイデアソン

今回のモデル企業は、荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営している、ecbo株式会社さん。

ecboさんの課題は、「ecbo cloakに参画する日本国内の店舗様の拡大」。
預けたいユーザーの数に対して、スペースの提供数がまだまだ足りていないとのこと。

もし自分がecboさんの広報PR担当者だったら、店舗登録数を増やすためにどんなプランを立てるか?

【前提条件】
・ターゲット:業種業界は絞らなくてOK
・導入店舗のメリット:1) 荷物を預かることによって副収入が得られる、2)お客様の来店促進につなげられる
・導入を断られる理由:オペレーションが大変そう
・ユーザーの割合:7割が外国人

制限時間1時間。6グループに分かれ、広報PR企画をつくりました。
※参加者18名中、広報歴が半年未満の方が11名。参加者の広報歴を考慮したチーム編成にしているので、企画をまだ1から考えたことがない方でも安心して取り組めます。

正解はない、創るもの。さまざまなカタチの広報企画

それでは、実際に出た広報企画をいくつか紹介します。
発表後は、THE BRIDGEの平野さんや、ecbo cloak広報の立崎さんから感想やフィードバックをいただきました。

●空室率を改善する民泊運営者のサロン
全国の民泊運営者に対して、ecbo cloakの認知とサービス意義の理解を拡大するため、「空室改善」をテーマにしたオンライン勉強会を実施する企画。
日本の民朴施設数は11,018件(2018年11月30日時点)。まずは民泊のオーナーさんにecbo cloakのメリットを知ってもらい、導入を検討してもらおうというもの。

●夜の舞台 昼はロッカー
カラオケ、居酒屋、クラブなど、夜がメイン営業の店舗に、ecbo cloakを導入することで、遊休資産を活かそうとする企画。まずはクラブに1店舗でも導入事例を作り、同業者への横展開を広げていこうというもの。

●銭湯も街の観光案内所へ!
東京都浴場組合と連携し、訪日外国人や遠隔地からの旅行者の集客&地域PRを行う企画。全国にある銭湯の数は段々と減少してきている。銭湯の課題の一つに客離れがある一方で、外国の方が訪日前に期待していたこととして、3割以上の方が温泉への入浴を挙げている。そこで、まずは観光客が多い浅草の銭湯へecbo cloakを導入。営業時間が始まる12時頃に荷物預かり&スタンプラリーを受付、観光スポットをまとめた地図を渡し、観光名所を巡りスタンプをもらい、荷物を取りにくる際に、ひとっぷろ浴びてもらうというもの。

企画を話す側も、聞く側も真剣な眼差しです。

◆THE BRIDGE平野さんの感想
PRの醍醐味は、感動をつくり、人が動くきっかけを作ることだと思います。
「感動」というものを理解して向き合えるかどうか、人の情報を伝える上で非常に重要です。
「感じて」「動く」という感情行動なのですが、あまり理屈的に考えず、自然と沸き起こる衝動を大切にするのが重要です。芸術的な部分でもあるので人工的に作ると、「嘘臭さ」が漂います。ロジカルに企画を立てるだけでなく、その企画に自分自身が本当に感動するのか、それを本気で突き詰めることが大切です。
色々とフィードバックをしましたが、こちらが勉強になりました。
PRを科学して、この先の社会を幸せにしていきましょう。

◆ecboの広報・立崎さんの感想
これまで考え付かなかったアイディアが沢山出て、刺激にも勉強にもなりました。モデル企業として参加でき、とても良かったです。

最後に・・・THE BRIDGE平野さん直伝のスタートアップPRの公式を紹介

THE BRIDGE平野さんがスタートアップのPRに当てはまる公式を紹介してくださいました。

公式:「期待行動」→「コンテンツ」+「シェア力」
・自分たちはどうなっていたいのか、
・そのためには「どういう人」が「どのように動けば」いいか
・その人たちを動かすにはどうしたらいいか

平野さんは、スタートアップPRにおいて大切なのは、「どんな行動を生み出したいのか、どうしたらシェアが生まれるのか」を深く考え、
この公式でたくさんのスクリプトを作り、仮説検証を繰り返すことしかないと言います。

自社に持ち帰り、PR企画をブラッシュアップできるようにと、みなさんメモを取っています。

自社のサービスがある世界とない世界の違いをどこまで伝えられるか。
共感・信頼・応援されるよう、伝えていけるか。

点ではなく線、面で社会との関係を作り出すPRパーソンでありたい、
平野さんのお話から、そう強く思いました。

最後はみんなで記念撮影!
白熱したアイデアソンお疲れ様でした。参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

次回は7月に開催予定です。詳細が決まり次第connpassにて告知します!ぜひお気軽にお越しください。

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