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答えがわからないのなら、自分の足で探すしかない〜勝手に広報塾がはじまります〜

こんにちは、PRLT運営のおそらです。
皆様の会社、インフルエンザは大丈夫ですか?
記者発表会や取材が吹っ飛ぶリスクにもなるので、経営陣への予防接種徹底や社内のヘルスケア啓蒙は欠かさずに。

さてさて、昨年末に「2019年やりたいこと」をまとめたPRLT運営振り返りエントリを書きました。その中のひとつに挙げていたのが「他のコミュニティとのコラボイベント」


PRLTはあくまで「実践的な内容のLT大会」をベースに運営を行っていますが、「PR担当者向けのアイデアソン」や「プレスリリースをみんなでひたすらもくもくと書く」とか「他社のPR企画を立案する(広報筋トレ)」とか「PRの展覧会」とか「媒体分析研究会」とか「PRパーソンキャリア談義」とか、PRに関わる新しい切り口づくりとして、やりたいことがいっぱいあるんです。なので、世の中にある様々な組織とコラボして「PRを学ぶ機会」を加速度的に増やしていきたいと思っています。

そんな宣言から1ヶ月、このたび株式会社ismの代表でありTHE BRIDGE のライターでもあるすずきせきこさんとPRLTのコラボが実現し「勝手に広報塾」というイベントを始めることとなりました!うれしい!

実在する会社(以下「モデル企業」)の事業目標や、いま抱えている課題に寄り添い「もしあなたがモデル企業の広報PR担当者だったら、どんなプランを立てるか?」を3人一組のチームで黙々と企画する…という、広報PRのアイデアソンのようなイベントです。
自社とは業種業態のまったく異なる企業に触れ、さらに実際に企画をすることで、自分のスキルの見直しや、他社の広報さんの強みを吸収する場にしてもらえばと運営一同思っています。またモデル企業として参加してくださる経営陣の方にとっても「広報PR」についての理解が深まる場になればなと。


さてさて、この開催の背景には「限られた事業会社の経験を、PR広報のスキルとして抽象化することは極めて危険ではないか」という仮説がありました。


「わたし」の知っているPR広報はごく一部にすぎない

おそらの広報PRキャリアは、事業会社(toBのIT)⇒事業会社(toBの農業)⇒事業会社(toBのIT)という感じで、3年で経験したものが非常に偏っているという危機感があります。
toB企業におけるPRの全体企画、アワード応募や研究資金取り、技術PR、toBメディアへの事例提供等にはある程度の実績を残すことができていますが、toC領域についてはからっきしですし、お金を使ったPRについても強い苦手意識があります。
なのでずっと、違った領域で活躍されている広報PR担当者の方と、視野や思考プロセスを共有し、自分のスキルを客観視したいと思っていました。自分の強み弱みを自覚し、歩みたい方向を明確にしたかったんです。


 わたし

 

PRLTを3年ほど開催し、120を超える広報PR担当者のLTを見てきました。が、LTを聞けば聞くほど、広報PRのあり方は会社ごとに多様であり、担当者ごとに得意領域は様々なのだ、ということを感じさせられます。
「PRLT」という場所でノウハウを行き交わすことで、様々な広報の在り方を議論することが重要であると感じる半面、多様性が認められるほど「じゃあ私はこの先、どんな強みを持ったPRパーソンとしてPRの世界を歩いていけばいいのか…」という不安が消えることはなく…。
だからこそ、周りの広報さんとの切磋琢磨を通じ継続的に自分自身と向き合いたいと思い、「勝手に広報塾」の企画運営に参加しています。


あらゆるPRパーソンが、「PR道」を楽しく歩めるように

さて、おそらが生涯ドハマリしているキングダムハーツというゲームの中に、こんなセリフがあります。

それは、誰にもわからない。
 いろんな経験をして、あなた自身が答えを見つければいいと思うわ

これは主人公が冒険の途中で、お師匠さんから「絶対正義」として学んでいたことが、もしかしたら間違っているのかもしれないと気付いてしまい、自分の在り方について悩み、とある魔法使いに相談するシーンでもらう言葉です。(※bbsアクア編シンデレラワールドです。割と序盤)

世界を守るキーブレードマスターとして光と闇にどう向き合えばいいのか悩んだアクアと同じように、PR広報を取り巻く環境は、情報化社会の発展により激変の最中にあり、もはや「これをすればどんな企業でもPR広報が成功に至る」という模範解答やマニュアルは、どこにもありません。
様々な施策を行い、成功と失敗を重ね、振り返って始めて自社の答えをさがしていくしかない。けれど、その道はひとりではなかなかシンドいものです。PRが好きなみんなと、楽しく学んでいきたい。
「勝手に広報塾」は、そんなあったかい場所になっていけばと思います。

がんばるぞー!

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