twitter投稿のあるある
広告屋であればあらゆるビックデータを駆使し、分析できるサイトも豊富にあるので何かをプロモーションする際には、リアルタイム検索等でタイムリーなハッシュをつけて行う場合が多い。
ただし、ミスコンに出場したり、アイドルを目指したり、何かしらで自分を発信するために、いいねやリツィートを稼ぎたい場合はやり方は別だろう。
もちろん、土壌が仕上がってて「おはよー」だけでも数百件「いいね」をもらうようなポテンシャルのある方もいるが、ほとんどの方が0からのスタートだ。
ツィートに一喜一憂してしまう。
「何をツィートしていいか、わからない」
「ツィートしても、全然反応がない」
そう思っていると、ある日ファボやリツィートが増えて
「わ!今日フォロワーが増えた!」
「今日のファボ多い!どうして?」
みたいな日があったりする。そうするとテンションがあがって
「もっとフォロワー増やしたい!」
「ファボ増えるようなツィートしたい!」
と思いだすと、止まらなくなる。
先日、万単位のフォロワーもいて、ツィートするとそれなりにファボもらえるような方と話をしていたら四六時中、投稿した反応が気になるらしく、ずっとスマホ片手に生活をしている。
トイレはもちろん、お風呂でさえも一時も手放さないそうだ。
特に何かで競っている場合は、他の子のファボや投稿内容が気になってしょうがないらしい。
ありのままの「自分」でいい。
気持ちはわかるが、数字やリプライ内容で心を翻弄されていては、他人の目を気にして、それに合わせた自分を形成することになる。
特にSNSはネガティブな事象に反応する傾向が強いので、フォロワーが減るなど数字が悪かったり、少し反論されたりダメ出しされると気になって仕方がなくなり、そうならない為に良い投稿しようと無理をする。
それがどんどん実生活と離れて、しまいには「虚偽」な生活や自分を演出するようになる。
最近は特に加工アプリの性能がすごいので仕方のない事だが、仕事仲間が普段あまりtwitterで募集とかしないのだが、急ぎの案件でtwitterで募集をかけて来てもらった子が、あまりにtwitterの投稿している写真と違ったためクライアントからNGをもらった事があったらしい。
沢山の方とお会いして思った事は、
特別な毎日を送っている人なんて、まずいない。
毎日が充実してて、ちょー楽しい!!なんて人もいない。
自分のすべてが好きだなんて人もいない。
結果、ありのままに謙虚にツィートしている方の方が人気があったりする。
よくわからないリプライは華麗にスルーして、何より自分が楽しい!嬉しい!面白かった!美味しかった!と素直なツィートがいい。そっちの方が伝わる。
一度背伸びをした投稿をすると、それを維持するため、次の投稿内容のハードルを自分で上げちゃっていないだろうか。
是非、肩の力を抜いて、まずは等身大で、ありのままでいいと思う。
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