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正解のない世界

プロダクトマネージャーとしてサービスの方向性を決めることがある。

身も蓋もない話をすれば、正解などはないし分からない。

仮説に基づいた改善施策が正しいかなどはやってみないと誰にも分からない。

そんな中でサービスの方向性を決めなければいけないのだ。

正しければチームのおかげだし、間違っていれば自分の責任。

自分がまだプランナーの頃、プロダクトマネージャーの意見が変わる時があった。

その時の自分は「プロダクトマネージャーは軸のない人だな」と思っていた。

しかし、それは間違いでプロダクトマネージャーは一歩ずつ前に進みながら暗闇を照らし、方向修正をしていたのだ。

一歩進むたびに自分の仮説が簡単に壊される世界で、必死に頑張っていたのだと今になって分かる。

プロダクトマネージャーは正解のない世界を進む前提のもと、できるだけ軸がブレないように進む前にしっかり考える必要がある。

サービスの解像度を誰よりも上げて、サービスを考え、徹底的に自分のアイディアを否定する。

プロダクトマネージャーの意見が変わっても、すぐに落胆せずに暗闇を照らすサポートの姿勢をチームとして出したい。

施策の方向性について非難をするのではなく、それまでの思考プロセスを非難する。

正解のない世界で少しでもサービスを正解にするのは大変だけどやりがいがある。心が折れそうになって、投げ出しそうな時があるが、サービスを喜んで使ってくれるユーザーさんのことを考えると続けられる。

正解のない世界を楽しもう。

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