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チームマネジメントに必要なのは思いやり

最近、チームマネジメントに関する本などを読んだが、実体験としてチームマネジメントに必要なものは思いやりだと思う。

思いやりとは、興味・関心を持ち、親しい友達だと思って接すること。

こんな光景を見たことはないだろうか?
slackなどの勤怠部屋で体調不良で遅刻の連絡が入るが誰も反応しない。

もし親しい友達の場合、slackで体調の心配をしたり、会社に来た時に「体調大丈夫?」と一言声をかけるだろう。

【人は他者に自分の存在を認められたい】という欲求があると思う。

この声かけが自分が会社にいること、またチームで働いていることを実感させてくれる。

美味しいランチのお店があれば楽しそうに共有するし、周りで雑談していれば輪に入る。
お子さんを持つ家庭の人がいれば残業を心配し、お子さんの近況に耳を傾ける。
趣味の話を興味を持って質問し、相手のことを深く知る。

マネージャーにとって、難しいマネジメント理論を学んで実践するより、チームメンバーを親しい友達だと思って接することの方が効果である。

最近では1on1などのMTG手法が流行っているが、この根底ができていないのに1on1などをやっても無駄だと感じる。

まずは相手に興味を持ち、相手のことを知る。そして自分から親しい友達のように接する。

チームメンバーの喜ぶべき出来事は一緒に喜び、不安な出来事は解決方法を一緒に考える。

【マネジメント】という言葉が【管理】と意味に取られているので、みんな管理したがるが、本来のマネジメントとは意味が違う。

【management】とは【manage】という動詞を名詞化させたもので、manageとは

「(馬)を手なずける[調教する]」が原義.時に困難な状況で「なんとか対処する」ことを表す

とされている。


つまり、【management】とは困難な状況でなんとかする時のことを指す。

困難が発生した時、相手を知らなければ適切に対応することができない。

だから、興味・関心を持ち、親しい友達だと思って接することが大切になってくる。

この原理原則を何時も忘れずにチームマネジメントをやっていきたい。

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