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1日の終わりに売買方向をメールで教えてくれる仕組みの紹介

ProjectBBBです。

Hohetoさんのnote「仮想通貨ではじめるシステマチック・トレード」の第三章 日足のトレードで資産2倍を目指す(理論編)がアップされました。
初心者にも非常にわかりやすい内容で、なおかつすぐに実践することができる必読のnoteです。

本日はヒストリカルデータの取得やExcelでの編集作業を行わずに、ここで紹介されている日足のトレードの売買の方向性を1日の終わりにメールで教えてくれる仕組みの紹介をしたいと思います。
(Hohetoさん公認)

▼日足のトレード手法の確認

詳しくはHohetoさんのnoteに詳しく書いてあるので、そちらを見てください。
ここでは概略のみを記載します。

①短期の移動平均は、5日間のEMA(指数平滑移動平均)
②長期の移動平均は、10日間のEMA

①が②を上向きにクロスしたとき、ロング
①が②を下向きにクロスしたとき、ショート

投資金額は常に1BTC

以上です。
とてもシンプルですね!

▼必要なもの

TradingViewのアカウント
※有料プランが必要です。
 1か月無料で使えるのでお試し可能です。

▼実現イメージ

このトレードのやり方では毎日上記ルールでロングの条件なのか、それともショートの条件なのかを確認して売買を行います。
ヒストリカルデータを取得して、Excelで売買フラグの計算を行うことで売買の方向がわかりますが正直めんどくさいですよね。
そこで1日の終わりにメールで売買フラグがロングなのかショートなのかを教えてくれる仕組みを紹介します。
実現イメージは下記画像を参照ください。

上記のようなメールが毎日0時に飛んできます。

▼実現方法

1. TradingViewに登録

2. チャートをクリック

3. 左上の検索欄に「XBTUSD」と入力し「BitMEX」の「XBTUSD」をクリック
(「bitFlyer」の「FXBTCJPY」でもOKです)

4. 左下の「pineエディタ」をクリック

5. スクリプト入力画面の内容を下記コードに書き換える

//@version=3
study("EMA_Cross", overlay=true)
fastLength = input(5)
slowLength = input(10)
price = close
mafast = ema(price, fastLength)
maslow = ema(price, slowLength)
plot(mafast,color=blue)
plot(maslow,color=red)
LONG = mafast > maslow
SHORT = mafast < maslow
plotshape(LONG,title="LONG",style=shape.triangleup,text="LONG",color=green,textcolor=green,location=location.belowbar)
plotshape(SHORT,title="SHORT",style=shape.triangledown,text="SHORT",color=red,textcolor=red,location=location.abovebar)
alertcondition(LONG, title = "LONG", message = "LONG!")
alertcondition(SHORT, title = "SHORT", message = "SHORT!")

6. スクリプト入力画面の右上にある「名前をつけて保存」で保存

7. スクリプト入力画面の右上にある「チャートへの追加」をクリック

8. 上記チャートが表示される
 「XBTUSD」ないし「FXBTCJPY」の右横の表示が「日」になっていなければクリックして「日」を選択する。

9. 画面上にある「アラート」をクリック

10. アラート画面設定画面で下の画像と同じように「LONG」の設定を行う

11. 同じように「SHORT」の設定を行う

以上です。
あとは毎晩0時に売買方向がどちらかが飛んでくるので、それに従ってトレードを実践していきましょう!

▼最後に

このやり方は1回設定してしまえばあとは自動的にメールが飛んできてくれるので非常に楽ちんです。
一方で、手法の意味を理解することは非常に重要です。
唯々諾々とアラートに従うのではなく、Hohetoさんのnoteを熟読し、アラートにどんな意味があるのかを認識した上で試してみることを推奨いたします。

ProjectBBBでした。

読んでいただいてありがとうございます!