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あひる図書館No18本棚の紹介(2023年12月)

ずーっと待ち行列で待機していた時を経て
三島の風土の2階にある、あひる図書館の本棚オーナーになりました!

こちら↓が一覧となります

以下、三島のアジャイルオタクが本棚から厳選して置いた本たちの紹介です。
ぜひ参考にしてみてください!(目次もぜひご活用ください)

引っ越しの最中で綺麗な時に撮っておいた本棚(今は・・・)

チーズはどこへ消えた?

あなたはどっちのネズミですか?
薄くてすぐに読み終えられます。世界中で社員教育などにも使われているようです。私は読んでいてアジャイルと出会う前の過去の自分が如実に表されてるなと感じてもどかしくなりながら読みました。

『迷路の外には何がある?』

チーズはどこへ消えた?を読んだ方は合わせてどうぞ。
個人的にはチーズ〜の方が好きだったのですがせっかくですので←

カモメになったペンギン

これまでの経験でそこに留まろうとするバイアスとそこから抜け出すための情報とそれを信頼するための具体的な活動と・・・・
イラスト仕立てでとっつきやすい雰囲気ですが、割とシリアスです。
かのコッターさんの著書なのでサクッとお手に取ってみてください。

アジャイルサムライ

自分が本を読むことが楽しいと感じるきっかけになって、アジャイルにワクワクを教えてくれた本当に原点な一冊。
三十路過ぎるまで本を読んだことがありませんでした。1000円以上、本にお金払うの?みたいな。そこから大きく人生を変えるきっかけになった本です。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】

とにかくみんな読んで!
マンガ仕立てで読みやすいし、現場のあるあるストーリーを擬似体験することで学べたりもします。
みんな読んでお世話になってるからこその増補改訂版。おすすめです。

Joy,Inc. 役職も部署もない全員主役のマネジメント

クリエーションラインという会社が全員読んでねっていう本その1。
デスマーチ(これが終わるまで帰れまてん)なソフトウェア開発の日々でいかに遠回りして出社するかを考えていた人が喜びに満ちた働き方と向き合う過程が描かれている本です。

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

クリエーションラインという会社が全員読んでねっていう本その2。
HRT(Humility:謙虚さ・Respect:尊敬・Trust:信頼)が大事だぞという文化のもと、どのような振る舞いをするのか。プログラマーがパソコンの前で黙々作業する生き物ではないこととその難しさとの向き合い方について描かれていて、エンジニアじゃなくても共感できることやヒントがたくさんです。

エクストリームプログラミング

アジャイルな在り方を体現する一つの正解みたいなのがぎっしり詰まっている本で、TDD(テスト駆動開発)もめちゃくちゃお世話になっているKent Beck氏。
2nd Editionということで、初版に影響を受けた日本の実践者さんたちが紡ぐ熱い熱い想いのこもった冒頭部だけでも読む価値ありです。

ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

デマルコ先生大好きなんですけど、その中でも初めて読んで好きな一冊。
早くやれ!と言っても人は遅くなるし、そんなマネジメントしてたら余白がなくて結果的に組織もプロジェクトも失敗するという。少しでもそんな経験がある方はぜひ。

人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

倉貫さんがエンジニア向けというより非エンジニア向けに描かれた本。
タイトルの通りですが、製造現場と同じ価値観でマネジメントしても生産性は高くならないし、早く終わらないし、お客様に喜んでいただけない。だからこう向き合っていこうね、がわかりやすく描かれています。

Fearless Change

アジャイルが好きな人はみんな誰かに勧められて読んでる光景を今でもみます。だからぜひ存在だけでも覚えて帰ってください。
変化はみんな怖いという、人間の本質的なことを認めながら、それでも組織に何かを伝えたい、届けたい、そんな時にどんな振る舞いが効果的かのアイディアがぎっしり詰まっています。

ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

トニーさん、亡くなられちゃったのがとっても驚いたのですが・・・
Management 3.0のステファンさんにおすすめされて読んだ本で、顧客に喜んでもらうためにはなんでもする、それが推奨される文化が終始心に響きます。
ザッポス伝説2もあります、こちらは従業員さんの生の声からできていて、実態を知ることができます。

アジャイル開発とスクラム 第2版

野中郁次郎先生と平鍋さん、というだけでバイブル的な存在。
こちらも時を経た第2版ということで、実践者による増補が行われております。日本人の日本人目線でのアジャイルという意味で他にはない一冊。

ユーザーストーリーマッピング

企画部門も営業部門も開発部門も偉い人も共通認識を作るためにやるといいし、体験の流れやそこから得られる価値を基準に考えるのは口で言うより何倍も難しいんですけど、それをみんなで一緒にやってみることができる最高の手法だと思います。もっと上手くなりたい。川口さんのサイン入り。

マンガでやさしくわかる学習する組織

漫画でわかるシリーズは電子書籍で買いがちなのですがこちらを本棚へ入れてみました。
ダブルループ学習はアジャイルガバナンスなどでも取り入れられている考え方で、個人でも活用できる考え方なので成長する仕組みを覗き見するのにとてもわかりやすいと思います。

PMBOKガイド第7版

自分は第5版をインドで学んできたのですが、面影はほとんどありませんね。せっかくなので読んでみたい方、どうぞ。
AmazonだとKindle版しか見当たらないな・・・割とレアなやつかもです。

職業は武装解除

あひるの貸出第1号となった本!
言葉でご紹介するのが難しくもあるのですが、紛争地域で武器を取り上げるだけではその地域は平和にならないし、どうしたらみんなにとってのより良い一歩に繋げられるのか。その一歩と向き合うことは身の回りのどんなところにもあるのですが、人々の命と幸せに直結する瀬谷さんの現場のお話です。

ぼくのアジャイル100本ノック

弊コミュニティあじゃてく(AgileTechEXPO)と親方さんと協力して現場の事例を100こ集めた話題作。実践者のうまくいったこともいかなかったこともぎっしりで完成した鈍器をぜひ眺めてみてください!

Project J.Kの初収入となる 投げ銭、お待ちしております🙇‍♂️