【讀解「難経本義諺解」】四難③

本文

脈に一陰一陽、一陰二陽、一陰三陽有り。一陽一陰、一陽二陰、一陽三陰有り。この如くの言は寸口に六脈倶に動ずること有りや。
然なり。この言は六脈倶に動ずること有るに非ざるなり。いわゆる浮沈長短滑濇なり。浮は陽なり。滑は陽なり。長は陽なり。沈は陰なり。短は陰なり。濇は陰なり。
いわゆる一陰一陽は脈来たること沈にして滑なるを謂うなり。
一陰二陽は脈来たること沈滑にして長なるを謂うなり。
一陰三陽は脈来たること浮滑にして長時に一沈なるを謂うなり。
いわゆる一陽一陰は脈来たること浮にして濇なるを謂うなり。
一陽二陰は脈来たること長にして沈濇なるを謂うなり。
一陽三陰は脈来たること沈濇にして短時に一浮なるを謂う。
各々その経の在る所をもって病の逆順を名づく。

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